神のお告げ
今日もあみぐるみの続きです。
【前回までのおはなし】
イギリス英語であみぐるみ①「輪の作り目」
イギリス英語であみぐるみ②「増し目」
さて、8段目まで終わって9段目に入ろうとしたところで、俺は神のお告げを聞いたのさ。
神、のたまわく。
「ここらへんで糸始末しといたほうがよくね?」
神よ、ナイスアドバイス!
以前の失敗
実は、先日作ったリップケース でちょっとした失敗があった。
リップケースが見事に完成したものの、完成した状態から生地を裏返すことは不可能。そのため、編み始めの糸の糸始末をすることができなくなってしまった。。
上の写真では見えないが、このリップケースの内部では、だらりと伸びたままの糸がメンソレータムの下敷きになっている。
いわば、リップケースという家庭の中で、だらしのない夫(糸)が、看護婦の奥さん(メンソレータム)の尻に敷かれているわけだ。いわば、そういうことだ。うん。
糸始末は英語でなんて言うの?
日本語の「糸始末」に当たる英語を調べてみた。
簡単な単語としては、finish(仕上げる), cut(切る), trim(刈り取る), hide(隠す)などが使える。
ちょっと難しいけど、よく使われている表現として、weave in という言葉もある。俺的には、「糸始末」の訳としてこれが一番ぴったりな気がする。
weave は、「編む」ではなくて「織る」の意味。編み物でも、糸ハシを処理するときに編地の隙間に糸をからませていくのは、「編む」というよりも「織る」イメージだろう。
それから、「糸ハシ」は、end of yarn だけでなく、yarn tail とも言える。tail は「しっぽ,尾」のこと。
【糸始末する】
weave in yarn tails
ウィーヴイン・ヤーンテールズ
大きな声で10回言ってみましょう。これが言えたら、あなたもインターナショナル・ニッターだッ!
♪最後までお読みいただきダンケッ♪