ヒトはサルより体毛が薄く、皮下脂肪が多い
直立二足歩行するのもヒトの特徴。
そして涙を流すのもサルの仲間ではヒトだけだ。


サルの仲間であるヒトは他のサルと違い
特異な身体的特徴を数多くもっている。


このような異質な存在と思えるほどの
姿にヒトはなったのか。


それは「アクア説」
ヒトは海から進化した・・・。


ブログ記事「アクア説・人類は海からやってきた」
http://ameblo.jp/oldworld/entry-10011378693.html


この説で、ほぼすべてが説明できるという。

体毛が薄い、皮下脂肪が多いのは
クジラやジュゴンなど海に生息する哺乳類に
見られる特徴であり、
ヒトが涙を流すのは海での生活で体の塩分濃度を調整
するための名残ではないか。


川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba-浮力のおかげで直立二足歩行

ヒトが直立二足歩行ができたのは
水中での浮力が助けになったのではないか。


しかし、そんなアクア説は異端な仮説と扱われた。
それは
その存在を確認できるものがないのが大きな理由だろう。


今回、
この推測の域を出ないこの仮説が
現実のものになろうとしている。


いや、なったのだ!


2009年10月、世界でもっとも過酷な場所といわれる
アフリカ東部のダナキル砂漠で
550万年前の水生だったと思われる
人類化石が

ついに発見されたと
米オモワズ大学、ミガデ・チャッタ教授率いる研究チームが
4月1日の科学誌サイエンスに発表した。


ダナキル砂漠は当時、浅い海であり、
その浅海でアクア原人と呼ばれるこの水生人類が
生息し、貝類などを食べて過ごしていたと見られている。


川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba-アクア原人化石図
また、海に生息する哺乳類は後足が退化傾向にみられるが、
このアクア原人の足は退化しておらず、
逆に足の甲にある中足骨が長く発達し、パドルのように
なっていたという。


川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba-アクア原人復元図
これでバタ足のように泳いだか、尾ビレのような役割をし
体を上下にうねるように泳いでいたと見られている。

ともかく、

ついにアクア説が現実のものになった発見である。


ミガデ・チャッタ教授は
「当初はアザラシの化石のようにも思えたんだが、頭骨を
発見した時はさすがに誰かのイタズラかと思ったよ。

これは明らかに海に生きた人類であることは確実。
もちろんアクア説のことは知っていたが、
SFの世界が現実のものへと変わる瞬間を目の当たりにした気分だ。
私たち人類のルーツを知る上でもっとも貴重な発見であることは

いうまでもないね。」
と話している。


国立科学博物館の真土鍋主幹は

「これはただただ驚き。人類の進化史も大幅に修正する

必要がありそうだ。今後の研究に期待したい。」

としている。



※この記事は4月1日(エイプリルフール)に書かれた

嘘の内容です。