世間では恐竜といえば
「ティラノサウルス」
を思い浮かべるほど
ティラノサウルスは有名であるが、
恐竜映画「ジュラシックパーク」で
殺戮を好むその極悪非道ぶりで描かれ、
一躍有名になった恐竜がいる!
「ヴェロキラプトル」 呼称は「ラプトル」、「ラプター」
映画「ジュラシックパーク」で登場するヴェロキラプトル。
このような姿だったのかといえば、
やはりそうではないらしい!
■ヴェロキラプトルの容姿に間違い!■
ヴェロキラプトルのような小型の肉食恐竜は
表皮は爬虫類のようなウロコなどで
覆われているのではなく、
鳥類のように羽毛で覆われていた
というのはよく言われている。
実際にヴェロキラプトルの化石から
前足の骨には「等間隔の突起」があり、
これは現生鳥類にも見られる突起で
羽が付いていた確実な証拠なのだという!
つまり!
ヴェロキラプトルには翼があったのだ!
しかしながら、翼といってもそれを
使って飛翔していなかったとされている。
■ヴェロキラプトルの大きさに間違い!■
ヴェロキラプトルの全長は2m。
人間をも凌ぐ、そこそこの大きさと思われがちだが、
全長とは頭の先から尾の先までの長さ。
ヴェロキラプトルは尾が長く、
それで数値を稼いでいるにすぎない。
実は
実際に見るとイヌ程度の大きさという印象だ!
そう拍子抜けのように小さいのだ!
映画では明らかに人間以上の大きさで描かれているが、
実は映画で登場するヴェロキラプトルは
ヴェロキラプトルより
一回り大きい近縁種「ディノニクス」
がモデルだったらしい。
映画製作当時、
「ディノニクス」と「ヴェロキラプトル」は同一種という説が
あって、これに従ったものらしい。
しかし今では両者は大きさ、生息時代のズレ、頭骨の形状に違いから
この説は否定されており、
間違いなのである!
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