二つの奇跡 ( 太陽 と月 )
奇跡とも言うべきちょうど良い距離!!
奇跡とも言うべきちょうど良い距離!!
月の引力による潮の満ち干
地球の自転へ及ぼす影響
これらにより
地上のすべての生命と環境が
成り立っている。
地球の自転へ及ぼす影響
これらにより
地上のすべての生命と環境が
成り立っている。
* * *
9月27日は中秋の名月
28日は十六夜 ( いざよい ) 満月でした。

古来より日本人は月を愛でる風習があり
日常の暮らしの中の農作業・信仰と
深く結びついていました。
中秋の名月の頃は里芋の収穫期とも重なり
別名 ” 芋名月 ” ともいわれています。
里芋を餡で包んだ姿の京都の月見団子
又、十五夜のお月見をするなら
十三夜(豆名月)の月見もしないと
”片月見” といって縁起が悪いとも
言い伝えられてきました。
宇多天皇 ( 867~931 ) は十三夜を
”無双” ( 並ぶもの無し) と称賛しました。
それ以来か? 多くの人々が
十五夜と並び
十三夜の月の美しさを称えています。

~ 庭のキハダの木の葉のシルエットと満月 ~
十五夜のお月見飾りは
月見団子 十五個 ( 下段9⋅中段4⋅上段2 )
ススキ 五本
十三夜のお月見飾りは
月見団子 十三個
ススキ 三本
十三夜は栗・豆の収穫期にあたり
” 栗名月・豆名月 ” ともいわれます。
米の収穫前なので
稲穂の替わりにススキを飾ります。
餅の団子にすればよいのですが
これも収穫前なので
米粉を使う所が多いようです。
稲穂の替わりにススキを飾ります。
餅の団子にすればよいのですが
これも収穫前なので
米粉を使う所が多いようです。
お月見飾りのススキの穂 及び
神酒口 ( ミキノクチ・ミキグチ ) は
神が降りてくる為の目印 にあたるものと
考えられています。
熨斗口 ( 西日本 ) 神酒口 ( 東日本 )
~ お月見飾り ~
後左より お神酒 ( おみき ) & 神酒口 燭台及び蝋燭 柿など
前左より 里芋・薩摩芋 月見団子 豆腐 ( 地域の特色です )
前左より 里芋・薩摩芋 月見団子 豆腐 ( 地域の特色です )
* * *
夜になると、近所の子供たちが
釘や針金を先端に付けた棒で
団子を盗みに?来ます。
盗む?というよりも
取られるほど喜ばれる と、いう
取られるほど喜ばれる と、いう
日本の古くからの風習です。 (*^ー^)ノ
地域ぐるみで分かち合い
子供たちを見守っていたのですね。
地域ぐるみで分かち合い
子供たちを見守っていたのですね。

* * *
それぞれの月明かりの中に
姿を現すという神仏を
信仰する風習を伝承してきました。
8/15 十五夜 ( 芋名月・望月 )
大日如来 聖観音
大日如来 聖観音
8/16 十六夜 ( いざよい )
大日如来 阿弥陀如来
8/17 立待月 ( たちまちづき )
大日如来 阿弥陀如来
8/17 立待月 ( たちまちづき )
千手観音 聖観音
8/18 居待月 ( いまちづき )
千手観音 聖観音
8/19 寝待月 ( ねまちづき )
如意輪観音 馬頭観音
8/20 更待月 ( ふけまちづき )
如意輪観音 十一面観音
8/23 二十三夜 下弦の月
阿弥陀如来⋅観音菩薩⋅勢至菩薩
9/13 十三夜 ( 栗名月・豆名月 )
虚空蔵菩薩
8/18 居待月 ( いまちづき )
千手観音 聖観音
8/19 寝待月 ( ねまちづき )
如意輪観音 馬頭観音
8/20 更待月 ( ふけまちづき )
如意輪観音 十一面観音
8/23 二十三夜 下弦の月
阿弥陀如来⋅観音菩薩⋅勢至菩薩
9/13 十三夜 ( 栗名月・豆名月 )
虚空蔵菩薩
~ 芒(すすき)と中秋の名月 ~
月の出がだんだん遅くなって行く様が
月の名前 から分かるのが
興味深いのと同時に
興味深いのと同時に
月の出を待ちわびた昔の人の想いが
伝わってきます。
~ 二 十三夜 ( 下弦の月 ) ~
月の出 午後11時半頃 ( 東京 ) まで待てば
阿弥陀三尊様を拝めるのですね。
夜が更けるまで
阿弥陀三尊 をお待ちするという
篤い信仰心に基づいた
二十三夜講 が日本各地に伝わっています。