以前より ぜひお話を聞きたいと
思っていた方のお店が
八月も押迫った日に
ちょうど三周年になるというので
この機会にお訪ねしました
最近、子供たちをめぐる
いじめ・虐待・自殺・殺人などの
ニュースを頻繁に耳にします
何か事件があると
責任逃れの言い訳をする
先生⋅学校⋅回りの大人たち
子供たちの発するサインにも気付けず
見守る事ができなかったという事??
一方 6人に1人の子供は貧困 と、いう
ニュースも記憶に新しい事と思います
一人親の家庭で
仕事で親の帰りが遅くなり
子供が一人で夕食を済ませる
いわゆる子供の孤食や
貧困による貧食の家庭も多いという
この現実を分かっているのか?
分かっていないのか?
分かっていても決断できる人間が無く
対応の鈍い行政
そういう事態を見過ごして
いられなくなって始められたという
だんだん子ども食堂(東京都大田区)を訪ねました
”だんだん” とは店長の出身地 島根県東部
(出雲弁)で “ありがとう“ の意だそうです
どんな話でも聞いてくれて
そうだんにのってくれる所
みんなと一緒に
おなかいっぱい手作りのご飯が
食べれる所
店長さんと近所の子どもたち
シスターの訪問を受ける
今日は開店三週年
店長の計らいで ”マジックショー”
子どもたちも大喜び!!
店長はみんなのお母さんのようですね!!
忙しい中にもかかわらず
どなたでも訪れる人には
丁寧に対応していただいて
ちゃんとお話も聞かせて下さいました
それによると
店を大きくしたいとかいう考えは無く
(商売っけ全く無し!!)
あたりまえの様に
このような所が
あちらこちらに出来て欲しい
との事でした
自分の子供がかわいいのは
あたりまえ。
他人の子だろうが
地域全体で見守っていく社会を
目指しているという。
少子化が叫ばれている今
未来を担う子供たちは日本の宝。
事件の被害者にならないための
見守りも、もちろん大切ですが
加害者を生まない
環境作りをすることも大事な事だと
いうことです。
店長がこのような活動を始められた事で
賛同する人たちの輪が広がり始め
あちらこちらに
このような場が出来始めているようです
子供たちも独立し
定年退職して
これから何をしていけばよいのか
迷っていた人が
店長の活動に触発されて
子ども食堂を始めたり
教育格差による
貧困の連鎖を断ち切るために
学生や地域住民のボランティアによる
無料の学習支援の場ができたり
子どもたちが思いっきり遊べる
禁止事項だらけの看板の無い
冒険広場(地域住民の見守りによる)も
オープンしたようです
人には皆、得手不得手があるもの
自分の得意な分野で
参加すればよいのです
思ったり考えたりする事は
だれでもできますが
実際に行動に移すという事は
とても大変な事!!
現実というものは
色々な困難が待ち受けているからです。
実際の行動でお手本を見せるという事は
後に続く者にとって
どれだけ心強い事か!!
何十倍もスムーズに事が運びます。
やはり素晴らしい(人間愛に溢れた)方だと
思いました!!
縄文の昔より
人々は火を囲んで
事をし 対話し
暮らしてきました
囲炉裏端でみんなで食事
夏の河原で見かけたキヤンプファイヤ−
火を囲んでみんなが集う!!
みんなで食べると おいしいね!!