お盆 | たーさんのブログ

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                         木漏れ日 
 
                                ゆらゆら ・ ・






                    自分って何者??

                    何処から来て 何処へ向かうの??

                          ・ ・ なんて考えた事はありませんか?






            解りません m(-  -)m

            ただ、はっきりしている事は父母 (ご先祖様) があって

            今、自分はここに存在しているという事実 ・ ・






昔の人も そういう事は感じとっていた事でしょう。

日本人はご先祖様を敬う風慣を 遥か昔より受け継いできました。

実家の長押の上には ご先祖様の写真が並んでいる ・ ・

日本中 どこへ行っても見られる光景です。





 

 

 

 

 

 


 


元々は お釈迦様の弟子の目蓮尊者が母親が餓鬼の世界で苦しんでいるのを知り

お釈迦様の導きで 大布施行を捧げて苦しみから逃れる事ができた

と、 いう故事から始まったそうです。 

その事から この期間にご先祖様の霊を迎え入れ 供養を捧げ 浄土へ送り返す

”盂蘭盆会” という行事が行われるようになったという。


一般的に日本でいう ”お盆” とは正式な仏事とも違い

日本古来の先祖供養の風習と、仏事が合わさって出来たものと考えられています。



お盆 ・ ・        元々は供物を置く容器の意味。
              
              (私達がふだん使っている ”お盆” の語源)

              一般的に8月15日 (8月13日~16日)

              7月15日の地域もあります。
 





           *         *         *






盆棚 (精霊棚) つくり ・ ・

    13日朝より 盆棚 (精霊棚) をつくります。

    古くは7日夕刻より盆棚に幡 (ばん ・ ・ 旗のようなもの) を拵えたので

    その日が 棚幡 (七夕)  なのだそうです。


    棚の上に真菰 (まこも) のござを敷きます。

    四隅に笹竹を立てて縄を張ります。 (結界を張る)

    縄にはホオズキ・栗・小豆など新物の収穫物を吊るします。
 
    (ホオズキは盆提燈に似ていて 盆提燈同様に目印になると考えられています)


 
    棚の上には ・ ・


        精霊馬 (しょうりょううま)

          胡瓜・茄子にオガラ (麻殻 皮を剥いだ麻の茎)を刺して馬 (胡瓜)・牛(茄子)を作る。
          
          (お迎えは早く ・ ・ 馬    お送りはゆっくりと ・ ・ 牛   と、いう考え方から)

          今日では 割り箸・楊枝 を使う事もある


        水の子

          洗米と茄子・胡瓜を賽の目に切ったものを 蓮の葉に盛る (馬・牛の飼葉)



        食べ物

          供養するための野菜・果物・素麺・蕎麦・水など



        仏具

          掛け軸・位牌・盆花・幡(ばん ・ ・ 旗のようなもの) など







 
  






 

 

 

                              
                            精霊馬 (胡瓜 ・ ・ 馬   茄子 ・ ・ 牛)  と水の子 (左)
 





 

 

         ・ ・ ホオズキ 栗など ・ ・





 

 

                

 

 

 

                                            
                                       ・ ・ 蕎麦  ・ ・

 

                                               
                                                                                  
                                                            .

 


 
 

 

 

 
  




迎え火 (精霊迎え) ・ ・

    13日夕刻 精霊馬をお盆に乗せ玄関先に向かい

    素焼きの焙烙 (ほうろく) の上でオガラ (麻殻  皮を剥いだ麻の茎) を焚く。

    先祖の精霊がこの灯りを目印にして 戻ってくるといわれています。

    正式には 線香・盆提燈もこの火を用います。





    14日~15日には朝・昼・晩 さまざまなものをお供えして

    精霊様を おもてなしします。






送り火 (精霊送り) ・ ・

    迎え火の時と同様にオガラを焚いて お送りします。

    五山送り火(京都)  精霊流し(長崎)  などはよく知られています。

    他に 舟っこ流し(岩手) などというものもあります。







    無蔵念仏節 (八重山地方)

          親ヌ御恩ヤ深キムヌ             親の御恩は深いもの

          父御ヌ御恩ヤ山高サ            父の御恩は山のように高い

          母御ヌ御恩ヤ海深サ            母の御恩は海のように深い ・ ・ ・