恐怖の種 | ドゥーラのりこ

ドゥーラのりこ

オーストラリア在住のお産サポーター(ドゥーラ)、ヒプノバーシング™講師、マッサージセラピストです。
妊娠、お産、育児、健康、環境、ホームスクーリングに関しての色々な情報や考えをシェアしています。

1週間ほど、出張マッサージのお仕事を休んでいました、エイミーズ紀子です。

前回のまたもやの出血事件で、旦那が厳しくなり、マッサージテーブルを運ぶのはダメ~!!と命令が出ました。

確かに、1週間も重たい物を運ばないと、お腹の張りが少なくなりますね。(別に、今までのも強い張りではありませんでしたが。)

そして、今回も旦那の強い希望で、病院にもまた行きましたよ。(病院へ行くのはこれで2回目です。)
赤ちゃんも私も、胎盤も羊水も子宮口もいたって問題なし。

「何で出血するんだろうねぇ~?」

とドクターも助産師さんも理解出来ないようです。


私が思うには、子宮口近くの毛細血管かなぁ~と思うのですがね...(夏場はよくあることらしいです。)

これはもう、私は出血しやすい子宮口を持っているのだ、と諦めるしかないのかもしれません。(そして、いざ!という時はホメオパシーやハーブに頼ります。)

そう言えば、鼻血が出やすい人って、力入れたり、気温が高いと、鼻の中の毛細血管が切れやすいですよね?

それと似ている感じじゃないかなぁ~なんて思っています。
確かに、出血をした日は、力を入れた時&気温の暑い日が重なります。
出張マッサージをして、体も熱くて、路上駐車しておいた熱~くなった車に戻って座る、というのが一番最悪なパターンですかね。

元々、体温が高い私ですが、妊娠してから更に高くなり(平均体温37.5℃程度)、熱いと直にぼ~とします。子宮はもっと熱くなっていることでしょうね。

もっと冷やさないといけないのかも。
海水へ入るとか、トロピカルフルーツを食べるとかしないと、ですね。
マッサージも短パンでやろうかな?


そして、今回も病院で、かなり色々言われましたね。


「どうして、ダウン症を確認しないんだ?」

「どうして、超音波で子供の奇形やその他の異常(内臓等)を確認しないんだ?」

「どうして妊娠糖尿病を検査しないんだ?」

アンラッキーなことに、1回目に病院へ行った時と同じドクターだったのですが、「前回もはっきりと言ったように、自分達で色々調べて話し合って、しないことに決断したんです。私達の選択を尊重して下さい。」と告げても、まだブツブツ言っていました。

そして、妊娠糖尿病については、私はドクターにチャレンジしました。

「あなたは歳が歳だし、アジア人の血が入っているから、妊娠糖尿病になる可能性が非常に高い。」

と言われ、

「私はここ数年間ほど、炭水化物(糖分)は制限しており、尿検査でも糖尿が出た事は一度もありません。砂糖が入った物はもちろん、穀物でさえ、ほとんど食べませんよ。このような食生活でもリスクは高いのですか?」

と質問すると、

「食生活と糖尿病は全く関係ない。」

とドクターは断言。

「は~っ???」

と思いましたね。
このドクター、全く分かっていない。

産科医になる為には、栄養学なんて全く学びませんので、当たり前でしょうが、あまりもの無知に呆れてしまいました。

こんなドクターにはお世話になりたくない、と内心思いましたね。

私なりの理由をしっかりと説明し、私はリスクは低いので糖尿病検査はしません、とはっきり伝えましたが、納得していないようでした。

「妊娠糖尿病だと、赤ちゃんが大きくなり過ぎて、骨盤に引っかかって、帝王切開でないと産めない。」

と脅す様な言い方。典型的。

そんな発言は無視して、「私は毎日、針で血糖値チェックをしてもいいぐらいです。でも、私の助産婦さんがその必要はない、と言っていましたので、今は尿検査だけ定期的にやっています。これでも十分に確認出来るのではないですか?」

と言っても、ドクターは、ブツブツ...

そして、しつこく、「ダウン症のチェックをするべきだ。今ならまだ遅くない。」と何度も何度も言ってくる。

ダウン症でも、大切に育てますよ、我が子ですから。
それに、「今なら遅くない」って、殺すことを提案しているのですか?ドクター?

まるで、ダウン症の子供が生けてはいけないような言い方。失礼過ぎる。こんな人がドクターである事自体が怖い。

そして、最終的には、「あなたの出血の原因は、子宮癌である恐れもあるから、もっと精密検査をして、もしそうなら、妊娠中でも癌治療をしないと。」

と、はちゃめちゃな発言が来た!!


妊娠中に癌治療だと~???

赤ちゃんを殺す様なもんですわ~。

病院で癌治療なんてしてたら、自分の寿命も短くなりますね。

そして、万が一そうであっても、私は癌治療は病院ではしませんよ、ドクター。

今までの定期的Pap Smear Testで、異常細胞があったことは一度もないのに、いきなり、妊娠中に癌になりますか?(このPap Smear Testも色々と裏話がありますがね~。)
 
妊娠中に子宮癌になる確率は、2000人に一人の確率らしいですが、それ知っていますかドクター?

それに、妊娠中の子宮癌の精密検査は正確性が確実ではない。だから、間違った結果になりやすい。
(やる意味ある?)

っていうか、私が癌???

余計なお世話だわ、本当に。

ちなみに、妊娠中の子宮癌の精密検査は、子宮口の細胞を取り除く必要がある為、大量出血はもちろん、流産のリスクもあります。
そして、子宮口に永久の傷が出来るので、お産の進み具合や安全性にも大きく影響していきます。

こんなリスクのある精密検査を私に進めるのか~?(ポコーンと頭を叩く空気ハンマーがあったら叩きたい瞬間でしたね。)

なんだか、私が色々とチャレンジしたからか、仕返しとして、最後にこの発言をした、という感じでもありました。

はぁ~、本当に、病院に行くのはストレスです。待ち時間もめちゃくちゃ長いし。

結局、ふんふん、と説教を聞き、終わったら、直に帰宅しました。それでも、合計5時間ぐらいは病院にいないといけなかったのですが、ほとんどが待ち時間。

帰宅してから、私の助産婦さんに電話で愚痴ると、

「あなたは、出血しやすいタイプであるだけかもしれない。そのような妊婦さんは沢山診て来たけど、皆無事にお産していますよ。今日はゆっくりとお風呂にも入ってリラックスして。」

と。

そして、私のドゥーラさんにも電話で愚痴りました。
彼女のお母さんも、妊娠中に頻繁に出血していたようです。でもちゃんと彼女を産めているし。

周りのお友達も、「理由が分からなくても、全てが順調なら、大丈夫!」とポジティブ!


もう少しで、病院のドクターに「恐怖」の種を植えられるところでした。

恐怖の種ではなく、これからも、「自信の種」に水をあげていこうと思います!


お産に対して、ドクターからネガティブな言葉をかけられていらっしゃる方。
恐怖の種は、水を与えない、芽が出て来ているのであれば、取り除き、自信の種を植えるように努力しましょうね。

既に出産された方々も、初産の妊婦さんに恐怖の種を植えないように、気をつけてあげて下さい。
自信の種を沢山植えてあげて下さいね。


ちなみに、現在私は、毛細血管を強くする効果のあるホメオパシーレメディーとハーブを摂っています。子宮の毛細血管にも効く事を願いながら...
そして、体温を下げる効果のある、トロピカルフルーツも食べ始めました!