病院で出産しないといけないケース | ドゥーラのりこ

ドゥーラのりこ

オーストラリア在住のお産サポーター(ドゥーラ)、ヒプノバーシング™講師、マッサージセラピストです。
妊娠、お産、育児、健康、環境、ホームスクーリングに関しての色々な情報や考えをシェアしています。

先日は、私の助産婦さんである、ロビンさんに会って来ました。

検診に行く、というよりも、会ってお話をする、という感覚なので、「会って来た」という表現のほうが、私にはしっくりきます。毎回、色々とお話して、1時間~1時間半ほど、あっという間に時間が過ぎてしまいます。なんだか、毎回、お産オタク同士で盛り上がる会話のようです。

今回も色々とお話したのですが、特に細かくお話ししたのが、37週以前で破水した場合、のことでした。

といのも、つい最近、36週+5日で破水したドゥーラのお客さんがいたのですが、37週目に入っていない、ということで、早産と見なされ、かなりの医療介入があったお産となり、産後もお母さんと赤ちゃんが離ればなれになり(結局、後からその必要性はなかった、ということが判明したのですが)、彼女にとっては少し残念な結果になり、妊娠中の私にとっても、少しトラウマ(?)になりました。一緒に泣きましたね。


そのようなことがあり、私も、「もし、36週で破水してしまったら、どうしよう!」

と少し心配になっていたのです。


で、ロビンさんに聞いてみると、

「37週前でも、36週3日以降なら、自宅でも大丈夫。でもそれよりも早い場合は、病院で出産ね。もちろん、私も病院へ行くわよ。」

と。

そうか、37週以前でも、36週3日以降なら、ギリギリセーフということですね。(病院では37週前は早産と見なされます。)

そして、

「破水しても、37週を超していたら、余裕で大丈夫。自宅で出産しましょう。熱が出ない限りね。」

と。

頼もしいっ!


例え、病院で出産になったとしても、ロビンさん達が来てくれるのなら、少しは緊張感がほぐれそうです。もちろん、私のドゥーラさんも、来てくれます。
あ、忘れてたけど、旦那ももちろんっ。(笑)


その他、病院で出産しないと行けない場合は、


● 何をしても、逆子のままの場合。(もちろん、経膣分娩を試みます。)

● 私が妊娠高血圧症候群や深刻な妊娠糖尿病になった場合。

● その他、深刻な病気や症状がある場合。

● 完全に前置胎盤(胎盤が子宮口を完全に塞いでいる)の場合(この場合は帝王切開になります。)

● 双子の場合。(多分、双子ではないと思いますが...一応まだ、100%は判明しておりません。)

● 自宅出産を試みたが、途中で麻酔が絶対に欲しい場合。(痛みには強い方なので大丈夫だとは思いますが、数日間も続くお産の場合、過剰疲労によって麻酔が欲しくなる可能性もなきにしもあらず、ですね。)

● 自宅出産を試みたが途中で緊急事態になった場合は、即、病院へ移動。



残念ながら、逆子でも自宅出産を承知してくれる助産婦さんは、今ではほとんどいなくなりましたね。(最低でもシドニー周辺では。)


いすれにしろ、病院で出産となった場合でも、赤ちゃんが産まれるまで、ロビンさんはずっと私と一緒にいてくれることになっています。


病院の助産師さんは、シフトで働いていますから、どんどん交代していきます。
毎回、シフトごとに知らない助産師さんがシフトに入って来るのは、なんだか、私は落ち着かないです。
でも、ロビンさんがずっと側にいてくれるのであれば、少しは気がラクになりそうです。



私のお腹は、日々少しずつ大きくなり始めています。(初期ではまったく増えていなかった体重も、ちょっぴり増えてきました。)
ちょうど今が、成長ピークなのだとか。

そして、どんどん大きくなる子宮(と赤ちゃん)のおかげで、子宮と骨盤を結んでいる靭帯(ligament)が少しずつ引っぱられている感じがします。

この靭帯が伸びる時ですが、骨盤の左右が歪んでいると、子宮の形が影響されます。
そして、子宮の形が悪影響を受けると、赤ちゃんの体勢や成長にも影響が及びます。

なので、骨盤の左右のゆがみをなくすことがとても重要。

脚を組まない。

立っている時に、片脚に重力をかけない。

寝返りを頻繁にする。

腰は反り返さない。(お尻を突き出さない)

骨盤底筋肉やコアマッスルを意識して使う。

等々、予防は出来ますが、既に歪んでしまっている場合は、カイロプラクティックや、オステオパシー、整体、等で治してもらうのが一番の近道です。

エクササイズで治すのも手ですが、時間がかかる、というのと、プロに診てもらわないと、どう歪んでいて、どのようなエクササイズをしないといけないのかが分かりません。

骨盤の左右バランスが整っていると、お産中も骨盤がスムーズに開きやすく、お産が短くなる、痛みが減少する、赤ちゃんの頭が降りやすい、等のメリットがあるそうですが、これは、私は、あまり期待し過ぎないように、と考えています。
まぁ、良い投資として、カイロプラクティック治療には通っていますがね。



最近は、周りのお友達から、いろいろとお下がりベビーグッズを頂いております。
本当に感謝感謝です。

健康オタク貧乏な私達は、ベビーグッズに予算を入れていませんので、非常に助かっています。

布おむつ
車用のカプセル
ベビー服
浴槽(恐らく、一緒にシャワーで済ませることのほうが多いとは思いますが...)
オムツ替えテーブル
授乳枕
搾乳機&哺乳瓶(使うかどうか微妙ですが)

等々。

周りのお友達よりも妊娠するのが遅かった、というのは、とてもラッキーなことですね!


尚、有り難かったのですが、ベビーベッドや粉ミルクのオファーは丁寧にお断りしました。(あ、あとプラスチック玩具)

私も旦那も、100%赤ちゃんとの添い寝を考えているので(あ、猫も入ります♡)、ベビーベッドは必要ない、ということと、粉ミルクは絶対に使いたくない、からです。

万が一、母乳が無理であるのであれば、まずは、友人の母乳を寄付してもらうことを考えたり、手作りミルクを作ろうと思っています。(出産前から頂いたり、作っておいて冷凍しておく予定です。)

でも、私の助産婦さん曰く、「今から初乳が出ているのなら、心配する必要はない」とのこと。
妊娠中でも早めから初乳が出る人は、出産前頃には、漏れる程出る人が多いそうです。パッドをしないといけないぐらい。

そして、「初乳が既に出るのは、ホルモンが順調に働いている証拠。良いことなのよ!」とも言ってくれました。

こんなに早めから初乳が出ていいのかな?と少し心配していましたが、ロビンさんの言葉のおかげで、自信となりました。

妊娠中って、自信に繫がることが多ければ多い程、良いですねぇ~。

ロビンさんは、会う度に、私の妊娠や赤ちゃんの成長が順調にいっていることを強調してくれます。

そして、お産に関しても、「絶対に大丈夫!」という態度です。

とても嬉しいことですね。さすが、20年以上の経験を持つ助産婦さんならでは、です。


もっともっと多くの妊婦さんに「自信」を持ってもらいたい!

自分が妊婦になって、ますます、そう思いますね。


ちなみに、ロビンさんはこんな方です↓



3人のお子さん(上のお二人は既に成人ですが)がいらっしゃいます。

シドニー内で自宅出産を考えていらっしゃる方にはお勧めの助産婦さんですよ!
大人気な助産婦さんなので、予約はお早めに!

彼女のホームページはこちらです。
尚、彼女はMedicareに登録してらっしゃるので、ある程度の費用はMedicareでカバーされます。