妊娠までの過程 | ドゥーラのりこ

ドゥーラのりこ

オーストラリア在住のお産サポーター(ドゥーラ)、ヒプノバーシング™講師、マッサージセラピストです。
妊娠、お産、育児、健康、環境、ホームスクーリングに関しての色々な情報や考えをシェアしています。

昨日、ブログで私の妊娠を報告させて頂いたのですが、沢山の方からのお祝いのメッセージを受け、本当にありがたく感じております。

ブログやメールでも沢山のメッセージを頂き、こんなに沢山の方々が私のブログを読んでくれているということにも驚きました。

各自の方々にお返事は出来ていませんが、本当に感謝しております。
ありがとうございました。


さて、今日は、どのように妊娠したか、のストーリをちょっとシェアさせて下さい。
あまりにも、個人的な内容なので、アメンバー限定記事にしようかと思いましたが、沢山の方に読んでもらいたいので、「全員に公開」にします。

まず、私は、旦那と結婚してから2年後当たりに、そろそろ赤ちゃん作りの為の健康維持&体作りしないとね!と思い始め、旦那と一緒に(無理矢理?)自然治療師さんの所へ行き、Prenatal Detox(妊娠前のデトックス)やPrenatal Diet Programe(妊娠準備食生活)等を始めていました。

でも、やっぱり、その気になっているのが私だけで、旦那は、「仕方なく、私の健康オタクに付いて来てあげている。」という感じでした。

結局、旦那は、まだ子供は欲しくない、まだまだいろんなことをしたい、旅行にも行きたい、(って、頻繁に旅行行く程の金銭的余裕もないんですけどね...)もっと後でも大丈夫でしょ? と。

そうこう、言っている旦那に、私も諦め、仕事に専念するようになりました。
(でも健康維持は続けて行きましたけどね。)

次第に、私も、頭の中で、「私の生理周期は規則正しいし、毎月排卵もちゃんとあるし、健康維持もしっかりしているし、40代になってからの妊娠、出産でも大丈夫かな。今は仕事も楽しいし、バリバリ働こう!」と思い始めました。

でも、その後、猫2匹を飼い始め、旦那に母性本能が芽生え始めると、今度は、旦那が「自分達の子供が欲しいねぇ~♡」と言い始めたのは良いが、今度は、私が「え~!何言っているの?今は仕事が楽しいのよ!赤ちゃんはまだまだね!」という感じに。

なんだかんだ言っているうちに、時だけが過ぎていきました。

でも、前回の記事でも書きましたが、オーストラリア政府が自宅出産を廃止させようとしている活動を起こし始めてからは、かなり状況が変わりました。今年の1~2月頃だったでしょうか?

自宅出産専門助産婦さんの数が減っていく。

そして、いずれは、自宅出産が違法になっていく。

となると、出産場所の選択としては、病院か病院付属のバースセンター。

どちらも、嫌!

病院でも、バースセンターでも、産婦さんは、「患者」として扱われます。

そして、病因嫌いの私は、病院でリラックスすることなんて不可能!!
慣れない環境での出産に、慣れない人達に囲まれての出産なんて、私は絶対にカチコチに緊張すると思いますね。

お産のお手伝いをしてきて、毎回、感心するのですが、病院でもバースセンターでもリラックス出来る産婦さんは、すごいと思いますね。
慣れない環境でもリラックス出来るようになるのには、かなりの精神的な努力が必要だと思います。

残念ながら、私は、そのタイプではないんです。

家が一番リラック出来る。
外出中では、大便もなかなか出来ないぐらいです。(出産と大便はある意味では似ています。)

なので、自宅出産が危うい、と分かった時点で、「よし、出来るだけ直に妊娠したい!」と思いましたね。
ラッキーなことに、旦那もまだその気だったので、3月末頃からは、頑張りましょう♡となりました。

気合いを入れて子作りをすると、なかなか妊娠しない、とはよく言われていることですよね。
排卵日辺りだけ頑張る、とか、子作りを目当てにセックスをするのは、かえって妊娠しにくくなる、とよく聞いていましたし、私もそれに同意していたので、いざ、子作り、となっても、気にせず、楽しく、別に排卵日にこだわらず、本当に新婚生活に戻ったかのように楽しく行いましたが、これが見事に外れました。

直に妊娠出来ると思っていたのが甘かったですね。しっかりと生理が予定日に来ました。

意識せずに、楽しくやってきたのにー。

こうなったら、次回は、とことん意識してやる!

私は極端です。笑

その後、生理後に、よもぎ蒸し治療を頻繁に受け、子宮マッサージもし、妊活ハーブも毎日飲み、妊活ヨガも行い、排卵3日前から3日後まで、毎日旦那に頑張ってもらいました。

「この際、気持ち良くなくてもいいから、さっさとやってちょうだいなっ!」
という日が連続で7日間! そして、その後は、ハイ、もう結構~。

義務的セックスとはこのことですね。全く楽しくありません。


でも、これが見事当ったてしまったのです!!

今、思えば、なんて、ロマンチックでも何でもない、義務的な子作りだったのかしら... 
急がず、もっと楽しんでおけば良かった~、とちょっと後悔しております。(ま、今からでも楽しもうと思えば楽しめるのですが...)


排卵から4~5日後だったでしょうか、なんだか、下っ腹からププププ~ップ~ッ、という、今まで感じたことのない、妙な振動を頻繁に感じるようになったのですが、これがきっと、受精した卵が移動している経過だったのでしょうか?

それからは、おしっこの臭いが直に変化したので、「これはもしや?」と思いましたね。
その後、数日後には、受精卵の着床の際に発生する少量の出血もあり、「うふふ♡」と自分の中では思いましたが、旦那にも言いませんでした。

そして、生理予定日が来ても見事に生理が来なかった時は、私は確実に妊娠した、と確信したのですが、尿検査は、数日後まで待ち、尿検査の結果は、旦那に最初に見てもらうことにしました。(旦那には、妊娠の過程に積極的に参加してもらいたかったからです。)

尿検査のスティックにおしっこをかけて、キャップをして、トイレに放置。
3分後には旦那に入ってもらい、チェック。

トイレに入った旦那がなかなか出てこない。

どうしたの?と思って私も入ってみると、泣いている。

「妊娠してる~!!」と鼻水を垂らして号泣している旦那。
笑いをこらえ、私も一緒にになって喜びました。(なんだか、私のほうが冷めている?)


妊娠初期は、私と旦那だけしかしらないちょっとした秘密が出来たみたいで、特別な時期でしたね。

胸が大きくなるかしら~?
悪阻はあるかしら~?
疲れちゃうかしら~?

なんて、ちょっぴり期待(?)していましたが、全くありませんでした。汗

それにしても食欲もあるし、体力もある。
え~?私の体、本当に妊娠しているの~?と疑いたくなることが何度もありましたね。


そうそう、妊娠が判明した時点で、直に自宅出産専門助産婦さん達に連絡を取りまくりましたよ。

自宅出産専門助産婦さん達は、人気なので、直に予約で一杯になり、安定期に入ってから予約しても遅過ぎる、ということがよくあるんです。

オーストラリアで自宅出産をされたい方は、早めに予約しましょう!

そして、血液検査は、一応しておこう!と思い、妊娠2ヶ月頃に血液検査をしました。

全て良好。
自慢ではないですが、血液検査には自信あります。(あ、自慢になってしまいましたね。笑)

でも一点だけ、気になった項目が。

血液中のビタミンDが100ng/mLを超していない。

政府の規定では50ng/mLあれば、十分とみなしていますが、自然治療の観点から言うと、妊娠中は120ng/mLは欲しい所。

私はもちろん、政府の規定ではなく、自然治療の観点から物を見てきたいので、100ng/mLを超していないのには不満足。

もともと、色黒の私。

色黒の人は、一般の方々(色黒くない人)よりも、沢山の日光が必要です。

ちょうど、血液検査をした頃は、日光浴もあまりしていなかった時期でした。

これではいけない、と思い、直に日光浴を習慣にしました。(助産婦さんは、「50ng/mL以上あるから大丈夫よ~」とは言っていましたが、私は納得行かず...)

外は真冬なので、家の中の日当りの良い場所で半裸になって、読書。たまに全裸。
外から誰かに見られたら、本当に変な人です。
でも可愛い赤ちゃんの為に、ママは頑張ります!笑

余談ですが、日光浴をする際は、肌に何も塗らず、日光浴をした後は、肌を洗わず、数時間そのままにしておく事が重要です。お肌の皮脂がビタミンDを作り出しますので、洗ってしまうと、全てが無駄になってしまうのです。

妊娠中の十分なビタミンDは、妊娠糖尿病の大きな予防になり、赤ちゃんの骨の発達や、神経の発達に欠かせません。お母さんと赤ちゃんの免疫を強くする、という効果も大きいです。

そして、食べ物でも、ということで、脂の多い魚等も食べていくようにはしたのですが、(というか、体が勝手に欲しがっていました。)、それでも、間に合わないと思ったので、ビタミンDを多く含む生バターを沢山購入。

そして、Green PastureのビタミンDリッチバターも購入。



これが本当に美味しい♡



とても高価なものですが、確実にビタミンDを取りたいという方にはお勧めです。
あ、あと、発酵タラ肝油もビタミンDは豊富です。

ビタミンDは、動物性のものを摂るのが重要です。
植物性のビタミンDは、吸収があまりよくなく、血液に直に反映されません。

こうゆう点でも、動物性脂肪は本当に大事ですね。
脂身の多い魚、魚介類、魚卵、レバー等、積極的に食べましょう。

そして、日光浴!
日焼け止めや保湿クリーム等、塗らずに、日光を怖がらずに、是非是非~。

赤ちゃんも日光浴は喜びますよ~☆