花粉症の本当の原因 | ドゥーラのりこ

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オーストラリア在住のお産サポーター(ドゥーラ)、ヒプノバーシング™講師、マッサージセラピストです。
妊娠、お産、育児、健康、環境、ホームスクーリングに関しての色々な情報や考えをシェアしています。

こんにちは~。

セラピスト&ドゥーラのエイミーズのりこです。


シドニーは今、一応、春。


ということで、花粉も沢山飛んでおります。

昨日なんかは、風が強くて、花粉症でお悩みの方は大変だったみたいですね。


私の周りにも、くしゃみ、鼻水、涙目、目をゴシゴシこすっている方、多いです。

家の旦那も、昔は花粉症になっていました。

花粉症は、その年によっては、なったり、ならなかったりする方もいるようですが、そもそも、花粉が本当の原因なのでしょうか???


花粉は、人間の体には無害なものです。

無害なものなのに、体が有害なものだと勘違いし、反応しなくても良いのに、勝手に免疫細胞が反応を起してしまう。(白血球が誤作動してしまう。) 

いわゆる、体の勘違いによる、免疫反応なのです。

体自身が、体を守ろうとしているんですよね。 
でも、無害なものを有害と勘違いしてしまっている...

免疫力が強い、弱いとかの話ではなく、免疫機能の判断力が正しく機能しているか、していないか、の問題です。

アトピー、アレルギー、リウマチ等も似たような感じですね。
免疫機能が間違った判断をし、白血球が誤作動的に無害なものを攻撃してしまいます。

粉の為、この有害なもの(本当は無害なのに)から体を守ろうとして、攻撃したり(炎症)、体から放出(涙、鼻水、くしゃみ)するのです。


では、どうして免疫機能が間違った判断をしてしまうのか?


花粉症だけにとどまらず、全ての病気の原因とも言えるのですが、私の尊敬する医者の言葉を紹介します。


「全ての病気は胃腸から始まる。(All disease begins in the gut)」



そう、私の尊敬する医者とは、2000年以上も前に存在していた、医学の父と称される、あのヒポクラテス先生です!(彼は本当に偉大です。)


全く、その通り!


全ての病気は胃腸から始まります。


風邪でも、ガンでも、花粉症でも、糖尿病でも、心臓病でも、皮膚病でも、何でも...


根本的原因は、胃腸にあるのです。


現代の食生活で、私達の胃腸の壁はボロボロになりつつあり、吸収されてはいけないものが吸収され、吸収されるべきものが十分に吸収されず、おまけに、腸内菌のバランスもめちゃくちゃな状態。

最近では、リーキーガットという言葉もやっと医療界で普及してきたみたいですね。(今更、ちょっと遅過ぎだけど...)

リーキーガットという言葉を始めて聞かれる方は、ご自分でいろいろとリサーチして下さいね。



とにかく、今日は簡単に、花粉症にお悩みの方にアドバイスです。

私は、花粉症に効くものよりも、花粉症にならないように、或いは、早く治すように避けるべきもの、のほうが大事だと思っています。

避けるべきものを避けずに、花粉症に効くものだけを摂っても、全く意味がありませんので...


避けるもの!


● グルテン(麦のタンパク質)を含むものは避ける(本気である方は、精製された穀物、又は、出来れば穀物全てを避ける) 
フワフワのパン、美味しいパスタ、ラーメン、真っ白なご飯(本気な方は)とも、サヨウナラですよ~!

● 添加物の入ったもの、加工食品(ヴェジタリアン肉、レンジ食、コーンフレーク)、ファーストフード、市販の果物野菜ジュース、パッケージに入っている食品を一切避ける。

● 熱消毒(低温消毒も含む)をされた、死んだ牛乳、それで作られた乳製品は一切避ける。(熱消毒を全くしていない、絞ったままの生乳はOK)

● 砂糖(糖分)を避ける(果物も食べ過ぎない)

● 人工ホルモン、薬品、抗生物質を避ける(避妊ピル、風邪薬、大量生産の肉)

● 科学油(サラダ油、コーン油、カノーラ油等)を一切避ける。(オリーブ油もcold pressedと書かれていないものは避ける。) 


お次は、積極的に食べるべきものです。

● 緑野菜

● 抗生物質、ホルモンなしの動物の肉、卵、脂肪

● 発酵された野菜(市販のものではなく、自家製のもの) 

● 活性化されたナッツ、シード(活性化されていないと、逆効果なのでご注意を)

● 生乳(熱消毒なし)で作られた自家製生ヨーグルトや生チーズ(熱消毒されたものは逆効果なので注意!)

● 発酵ドリンク(コンブチャ、ウォーターケフィア、リジュべラック、ビートクヴァス等)

● 水分や甘いもの(果物)は空腹時のみに摂取。

● ネトル(Nettle leaf)(野菜として食べても、ネトルティーとして飲んでも良い。)

● プロバイオティック(抗生物質の反対の作用があります。腸内の良い菌を増やします。)

余談ですが、妊娠中に、発酵食品やプロバイオティックを豊富に摂られた場合、赤ちゃんは、将来アレルギーやアトピーになりにくくなるそうですよ☆



花粉症は、腸内状態がリーキーガットっぽくなってきている証拠です。(または既になっている。)

体からの信号です。


春が終わるのを待つだけでなく、今から、体の腸内を労わって、白血球が花粉は有害ではないことを理解出来るように手助けしてあげましょう。


さて、今から、畑仕事へ行ってまいりまーす!(ただの草むしりですが...)