ベビーマッサージのマナー | ドゥーラのりこ

ドゥーラのりこ

オーストラリア在住のお産サポーター(ドゥーラ)、ヒプノバーシング™講師、マッサージセラピストです。
妊娠、お産、育児、健康、環境、ホームスクーリングに関しての色々な情報や考えをシェアしています。

こんばんは☆

セラピスト&ドゥーラのエイミーズのりこです。

今日は、Dee Whyのほうまで出張ベビーマッサージクラスサービスに行きました。

私の住むMaroubraからはやっぱり遠いです。

しっかし、帰りの渋滞が凄かったー!

今日は1日クラスだったので、最後のほうには、赤ちゃんも疲れてしまっていたようです。

私のベビーマッサージクラスは、4週間コース、2週間コース、1日コース、と3種類あるのですが、1日コースが一番大変なんです。 (全てを1日で学ぶことになるので...)
集中力が長くない赤ちゃんにとっても、1日コースは、ちょっと大変になってしまうのですよね。

なので、1日コースでは、ダミー赤ちゃんを何個か余分に用意しています。



さて、ベビーマッサージクラスでいつも強調して教えているのですが、ベビーマッサージにはマナーがちゃんとあります。

それは、

赤ちゃんをマッサージする前に、赤ちゃんにマッサージしていいかをちゃんと聞く。

ということです。


私達大人でも、突然マッサージされたらどうですか?

想像してみて下さい。

例えば、旦那さんや、パートナーさんが、前触れも無くいきなりマッサージしに来たら、どうですか?

「マッサージしてあげるね。」

とか、

「マッサージしてあげようか?」

なんて言いながら、マッサージしてくれたら、分かりますが、何も言わずに、いきなりマッサージ、は大人でもちょっと突然過ぎますね。

赤ちゃんも、一人の人間です。

ちゃんと意思表現出来ます。

だから、意思を尊重してあげる。


「マッサージをしても良いか、ちゃんと聞く。」


初めてこれを聞く方はは、「なんで?赤ちゃんだから分からないのに。」

と思ってしまうでしょうが、大切なマナーなんです。

もちろん、最初のうちは、赤ちゃんも、ママやパパの「マッサージしてもいい?」の合図を理解できないかもしれませんが、続けていくうちに、合図を理解し、ボディーランゲージで答えるようになっていきますよ。


そして、マッサージの後には、赤ちゃんに

「マッサージさせてくれてありがとうね。」

と一言伝えるのも大切です。


赤ちゃんはちゃんと分かります。

「人を尊重する」、ということは、赤ちゃんの頃から教えれるのです。

ママやパパがしていることを見て、赤ちゃんはこれを学んでいくのですね。


「自分の意思を聞いてくれる。」

「自分に感謝してくれる。」

これらは、「自分という人間は価値があるんだ」、と理解出来るようにする為には不可欠です。

つまり自尊心を育てることになるんですよね。


ついつい忘れてしまうかもしれませんが、赤ちゃんをマッサージする前と後には、ちゃんと一言声をかけてあげましょう☆


もちろん、ベビーマッサージだけに限らず、何をするにもそうです。

例えば、誰かに抱っこしてもらう時、ベビーカーに載せる時、オムツを替える時、等

「~さんに抱っこしてもらってもいいかな~?」

「ベビーカーに載せてもいいかなぁ~?」

「オムツ取替えようね~。ここで替えてもいい?(人前の場合とか)」

と、赤ちゃんに一言声をかけるだけでもいいんですよ。


赤ちゃんだから分からない。

ではなく、

赤ちゃんでもちゃんと聞いてあげる。 (尊重してあげる。)

ですね☆


お休みなさ~い。

エイミーズのりこ