皮膚ガン発生率が高いオーストラリア | ドゥーラのりこ

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オーストラリア在住のお産サポーター(ドゥーラ)、ヒプノバーシング™講師、マッサージセラピストです。
妊娠、お産、育児、健康、環境、ホームスクーリングに関しての色々な情報や考えをシェアしています。

こんにちは。

今朝からは曇り空でしたか、時々出てくる太陽を見逃さず、外に出たり、日当たりの良い部屋へ行って、日光浴しております。(室内だと、裸で日光浴していることもあります...どうせ誰も覗き見なんてしていないし...)


セラピスト&ドゥーラのエイミーズのりこです。



皮膚ガンの発生率が多いオーストラリアですが、


「そんなに太陽に当たって、気をつけないとダメだよ~!」


とよく注意されることがあります。



でも...

頻繁に適度な直射日光に当たることが、本当の皮膚ガン予防

なのです!


もちろん、こんなことは、オーストラリアではどの医者も言わないでしょうね。(本当に理解しているお医者さんも、まれにいますが...)


皮膚ガンを起こす本当の原因は、食生活や精神面でも、たっくさ~んありますが、その他にも、


● 直射日光にほとんど当たらない(帽子、サングラス、長袖でシャットアウト)
● たま~に直射日光に当たる(週末やホリデーで突然ビーチへ行ったり、アウトドアなことをしたり)
● ビタミンD不足(直射日光に当たらないから)
● 紫外線吸収剤の入った日焼け止めを使用している


も含まれるのです!


紫外線が皮膚ガンを起こすのではありません。

体が紫外線に対してしっかり対応出来ない状態であることが、皮膚ガンに繋がるのです。


そもそも、オーストラリア原住民アボリジニア人のように、肌が黒めの方々に適しているオーストラリアに、日光がほとんど出ないイギリスに住む白人達が移住してきたこと自体、おかしいというか、無茶な話なんですよね... やはり、その土地にはその土地に適した人間が出来上がるのですよね。
オーストラリアと同じように、南アフリカの皮膚ガン発生率が高いのも、同じ理由ではないのでしょうか? 南アフリカに白人イギリス人達が移住したのですから... 
天気の悪いイギリスで出来上がった人間のDNAを持つ以上、日光の強い国では、やっていけない、ということなのでしょうかね... あ、これ独り言です。決して人種差別ではありません...イギリス人が嫌いということではありません...私の旦那もイギリス人ですし...。



まぁ、そんな白人オージー達が、オーストラリア人口の大規模を占めていますが...

頻繁に日光に当たっている職業を持っている白人オージー達のほうが、オフィスで働いている白人オージー達より、皮膚ガンになりにくい、という面白い統計データーがあるそうです。

そして、ビタミンDのレベルが低ければ低いほど、皮膚ガンになりやすい、というデーターもあります。

ビタミンDは、直射日光を肌が直接(クリームや服はなしで)受けて、出来上がるものです。

外に出ることが、どちらかというと少ない方や、日焼け防止をしっかりしている方は、ビタミンDが不足していることが多いです。(血液検査で分かります。)


ビタミンDは、皮膚ガンだけでなく、あらゆる癌の予防に不可欠なビタミンだと言われております。


オーストラリアでは、紫外線が強いからといって、


‐ 日焼け止めは絶対に塗りましょう(=ビタミンDが作れない)
‐ 帽子、長袖を使用しましょう(=ビタミンDが作れない)
‐ 正午に外に出るのは控えましょう(=ビタミンDが作れない)

というアドバイスを政府やCancer Councilが出していますね。(特に夏には、テレビの宣伝にもしつこいぐらい出てきますね。)


そんな、全く効かないアドバイスをするよりも...(実際、発生率は全く下がっておりません。)


● 加工食品(添加物等が入ったものや、トランス脂肪酸の植物油が入ったもの)、精製食品(小麦粉、白砂糖、テーブルソルト、等)は止めましょう

● オメガ3脂肪酸をもっと摂りましょう

● 発酵タラ肝油を摂りましょう

● 抗酸化物質(Antioxidante)をもっと摂りましょう

● (本物の)発酵食品をもっと摂りましょう

● 紫外線吸収剤の入った日焼け止めは止めましょう

● 毎日適度に、直射日光を直で肌に当てましょう


というようなアドバイスのほうが、絶対に皮膚ガン発生率は下がると思います。


オーストラリアのCancer Council(癌を調査&予防しているチャリティー団体)も、こうゆうアドバイスをプロモーションすればいいのに...

いろんなチャリティー団体に寄付する私ですが、Cancer Councilだけには、絶対に寄付しません。

だって、予防しようとして行っていることが、実際には、増やしていることになっているような気がしてならないからです。そんなのには貢献したくありません。


繰り返しますが、

毎日程度に太陽を浴びることで、ビタミンDが十分に作られ、肌の細胞も紫外線に慣れて強くなり、紫外線に対応出来る肌となり、皮膚ガン予防になるのです。

それにプラスとして、オメガ3脂肪酸や抗酸化物質豊富なものを多めに摂り、免疫力の高い肌にすることが出来ます。


ビタミンD剤に関してですが...

市販に売られているビタミンDは、あまりお勧めしません。

人工的に作ったビタミンは、吸収があまり良くないだけでなく、やはり自然界のものではないので、なんらかの副作用があるそうです。

タラ肝油(Cod Liver Oil)はビタミンDが豊富に含まれていますが、これも、一般のものはお勧めしません。

精製したり、臭いを削除する加工をしたものや、色加工したものがあまりにも多過ぎます。

大量生産のため養殖のタラを使う製品も多いです。(大量生産の養殖が清潔でないことは言うまでもありません。)


唯一お勧め出来るのは、私も愛用しているGreen Pastureの発酵タラ肝油です。

昔ながらの発酵方法で作られています。その他のへんてこな加工一切無し。

オーストラリアでは ここのオンラインショップで購入出来ます。

オーストラリア以外では、本社から直接購入出来ます。


お値段も結構しますが、それだけの価値ありです。
私は天気の悪い日や、日光浴が出来なかった日に多めに飲んでいます。

この発酵タラ肝油は、妊活中、妊娠中、授乳中、赤ちゃんの離乳食にもお勧めですよ~☆


また、ビタミンDは、日光を沢山浴び、外に生えている草を食べて育った動物の乳の脂肪にも豊富に含まれております。

私がオーガニックのバターをたっぷりと使用する理由はこれなんです。(他にも理由は沢山あるのですが。)

乳製品がNGな旦那には、バターをギーにしてあげています。

ギーにすることで、成分的には乳製品ではなくなりますが、ビタミンDはそのままです。

ちなみに穀物で育った牛の乳にはビタミンDはほとんどありません。(穀物は牛が食べるものではありませんし、家畜用の穀物は遺伝子組み換えものがほとんどです。そのような動物の乳には、その他、成長ホルモン、ストレスホルモン、抗生物質、病原菌等も含まれることは言うまでもありませんね。だから熱消毒しないと飲めないほどの質になるんですよね。)


直射日光を沢山浴びているお母さんのお乳もビタミンDがたっぷりなりますので、赤ちゃんにとってもヘルシーなお乳になりますね☆


ちなみに、今回お話した内容は、皮膚ガンだけでなく、しみ&そばかすについても同じようなことが言えます。

直射日光を避ければ避けるほど、紫外線に弱い肌になっていきます。
それで、たまに紫外線を大いに浴びると、しみ&そばかすになりやすくなってしまう。
だから更に紫外線をシャットアウトしたくなる... 

悪循環ですね。


普段から、程度に浴びて、食生活や生活スタイルにも気をつけたほうが本当のしみ&そばかすの予防となります。


オーストラリアは、今、日光が気持ちよい季節ですので、帽子もなにも被らず、どんどん外出しましょう!

もちろん、食生活&生活スタイルにも気をつけましょうね。