バースプラン | ドゥーラのりこ

ドゥーラのりこ

オーストラリア在住のお産サポーター(ドゥーラ)、ヒプノバーシング™講師、マッサージセラピストです。
妊娠、お産、育児、健康、環境、ホームスクーリングに関しての色々な情報や考えをシェアしています。

通常、週末はマッサージのお仕事で忙しくなります。

今日は妊婦様を4人もマッサージさせて頂きました。


妊婦様達は、妊婦エネルギーがすごい!

マッサージでは、お肌を直接触らせて頂くので、さらに妊婦エネルギー(妊婦ホルモン?)を頂けます。

4人目を終了した頃は、私の胸もパンパンに張っていました...(ぺチャパイの私がですよ!)

今日は特に、新月でもあるのでパワーがすごいのでしょうね。(満月と新月の日は、女性にとってパワーが一番強い日です。)


今日はBirth Planのお話。


日本でも、最近は出産に向けて、Birth Planを書く方が増えてきたようですが、オーストアリアでは、Birth Plan(出産計画)というものを書いて、出産前にドクターや助産婦さんに渡しておいたり、当日担当の助産婦さんに渡したりするのが一般的です。

Birth Plan(出産計画)ではなく、Birth Wish List(出産希望リスト)という、マイルドなタイトルをつける方もいます。

実際、計画というよりも、リクエストですから。


何が希望出来るのか、というと、基本的に何でもリクエスト出来ます。

病院やバースセンター(病院付属の助産院)のスタッフは、Birth Planがあると、出来るだけリクエストに答えてくれます。

リクエストする内容は、個人個人でそれぞれ違いますが、例を挙げると...


水中出産を希望

ホットパックを使いたい(病院側のものしか使うことが許されていません)

産むときの体勢はこれこれがいい

痛み止めはこれこれがいい(又は、絶対にオファーしないでほしい)

これこれの薬は使わないでほしい

照明は暗くしてほしい

点滴はしないでほしい

研修生は立ち入らないでほしい

へその緒(又は胎盤)はとっておきたい

へその緒をクリップで挟むのは脈が止ってからにしてほしい

赤ちゃんの性別は言わないでほしい

初めての授乳が終わってから赤ちゃんの身体検査をしてほしい


等など、本当に個人の好みです...



Birth Planはあるのと、ないのでは、結構違います。


まず、Birth Planを作るにあたって、夫婦は病院側のポリシーを調べたり、どうゆう選択があるのか自分達で調査したりし、知識がしっかりとつきます。

そして、病院側も、Birth Planがあると、いちいち質問しなくて済みますし、シフトが変更して、違う助産婦さんが来ても大丈夫。

又、病院側は、Birth Planを作ってきている夫婦を、更に慎重に扱うような感じもします。

「勝手にあれこれされてしまった。」というケースが少ないです。

特に、言葉がネックな場合は、尚更Birth Planがあったほうがいいように感じます。


これからシドニーで出産を迎えている方で、Birth Planの書き方について詳しく知りたい方は、ご連絡下さい。