はい。
出産準備クラス(Prenatal Class)に毎週行っております。
私が妊娠している訳ではありません…。
お客さんのリクエストで、一緒に通っているのです。
8週間のコースです。毎回2時間。長いわ~。
失礼ですが、病院での出産前準備クラスは、とてもMain streamだし、内容もお粗末だと聞いていたので、全く期待していなかったのですが…
教えている先生が素晴らしい!
彼女は、看護士なのですが、昔は彼女もドゥーラだったそうです。
ドゥーラとは、出産中はもちろん、出産前、出産後においても、ママやパパやその他の家族メンバーの為に、何でもお手伝いをする職業の方です。
ギリシャ語でドゥーラとは、なんと、「女性の召使」や「女性の奴隷」という意味!
確かに、旧約聖書時代には、結婚した女性に、旦那が女奴隷を購入して奥さんに付けてあげる、というのは普通でしたからね…
そして、その女奴隷は、奴隷ではありましたが、姉妹のように奥さんに尽くしていたのです。(特に出産前、出産中、子育て期間)
同じドゥーラとして、この先生に親近感が持てました。
彼女は考え方も、Alternativeな部分が多く、自然出産やカームバース(落ち着いた出産)やアクティブバース(分娩台や、仰向け姿勢を使わない出産)はもちろん、踏ん張らない出産や、水中出産、カンガルーケア(出産直後に赤ちゃんを拭かずにお母さんの胸へすぐに置くこと)や、マッサージ、鍼灸、ハーブといった代替医療や、長期授乳(2歳以上!)や、産後の胎盤摂取、なんていうものまでも薦めていました。
本当に病院の看護婦さんですか?と疑いたくなるほどかなりAlternative。
これ以上言ってしまうと、病院側が好まないだろうな、というような内容も、ギリギリのところまで教えてくれます。(やっぱり、看護士としての立場があるのでしょうね。)
素晴らしいと思います。
実は、初日でお会いした時から、私のアンテナがビビビっと反応したんですよね。
同じ波長?というか、エネルギーというか?
なんか、そうゆうものって直感で分かるものですよね。
彼女は、3人の子供を生んでおり、毎回、ドゥーラを付けたそうです。
「本当は、皆にドゥーラを絶対につけたほうがいい!と言いたいのだけど、さすがにそれは病院にストップされているので…」と、私に彼女は密かに言いました。
それは、そうですよね。
実は、ドゥーラは、病院ではあまり歓迎されません。特にプライベートの病院は。(それでもドゥーラを付ける産婦さんは沢山いますが。)
反対に、Birth Centre(助産院)では、ドゥーラは大歓迎されます。
病院での出産準備コースも教えている先生が素晴らしい方ならいいのでしょうが、やはり情報が少な過ぎるし、ママ&パパ達に大きな自信と安心感を与えるような仕組みにはなっていないような感じがします。
個人的には、ヒプノバース(自己催眠術出産法)やカームバースやソフロロジー(常にリラックスして出産する方法)等のクラスやセッションをパートナーさんと一緒に学ぶのが良いと思いますね。
日々、「お産お宅」になりつつある、私です。前からそうでしたが、最近は更に!
妊娠やお産の話ばかりしていると、旦那にかなり嫌がられますね。
男性はやはり、あまり詳細は知りたくないのでしょうか…
他のお産お宅のお友達(結構いるんですよね~、これが)や、ママさん友達とは、話が盛り上がりますね。
お客さんやお友達等、周りの方々の出産も楽しみだけど、自分のお産も今から楽しみ!(いつになるのでしょう??)
来月で私も35歳!
アラフォーの仲間入りですね~。
「やっぱり子供はまだまだいらな~い!」 と、わがままをこねている子供のような旦那も、来年辺りには、ちょっとは成長してくれるでしょう…と希望を持つ毎日です。