おととい

喘息の薬その他の

処方箋をもらいに

かかりつけのクリニックに行き

その往復路を歩いたので

いろんな花や実を見られた

という話の続きです。

 

 

前回ご案内の

棕櫚の実を撮ってから

 

 

線路沿いに歩いて

踏切に出たら上りに入る

その上り坂の途中に

先月、卯木[うつぎ]の花を

見かけてました。

 

卯木(2026.5.14)

(2026年5月14日撮影)

 

まだ満開という感じでは

ありませんけど

 

卯木(2026.5.14)花アップ

 

庭木図鑑 植木ぺディアによれば

「花弁は満開でも開ききらない」

とのことですし

花期は4〜6月ですから

満開なのかしらん。

 

 

卯木については以前

同類の姫卯木を

取り上げたことがあります。

 

 

その際

同類の区別のポイントについて

書いたのを覚えていたので

雄蕊を確認できるように

花冠の中も撮っておきました。

 

卯木(2026.5.14)仰角アップ

 

上の写真を拡大して

切り取ったのがこちら。

 

卯木(2026.5.14)切り取り

 

雄蕊が両手を上げて

万歳しているた人のような形

ではありませんでしたので

一般的な卯木だと思います。

 

 

英名は

庭木図鑑 植木ぺディアによれば

Japanese Snow Flower

だそうですけど

和名の別名にも

「雪見草」というのが

あるようですから

洋の東西を問わず

雪を連想させるようですね。

 

学名を

Deutzia crenata

といい

AIによる概説によれば

属名は

リンネのパトロン

ヨハン・ファン・デル・デウツ

Johann van der Deutz

(c.1743〜1784)に

由来するそうです。

 

種小名は

ラテン語で「鋸歯状の

(細かいギザギザがある)」

という意味だそうで

葉の形状に由来するようです。

 

 

さて、5月14日に

白い花を咲かせていた卯木ですが

ほぼ1ヶ月後の

6月18日に通りかかった際は

花は散って実がなっていました。

 

卯木の未熟果(2026.6.19)

(2026年6月18日撮影)

 

庭木図鑑 植木ぺディアによれば

卯木の果実は

できはじめは緑色だが、10~11月になると黄褐色に熟して種子を蒔き散らす

とのことですから

未熟果と考えて良いかと。

 

庭木図鑑 植木ぺディアに

果実の写真が載っていて

そのキャプションには

「小さなコマのよう」

とありますけど

さもありなん

という感じですね。

 

卯木の未熟果(2026.6.19)アップ

 

それにしても

たった1ヶ月ほどで

散るとは

思いもよりませんでした。

 

花のいのちはみじかくて

苦しきことのみ多かれど……

 

 

ちなみに

短詩の出典については

こちらの記事をご参照ください。

 

 
ちなみに
林芙美子の小説
『浮雲』(1951)に出てくる

という説明もヒットします。

 

そちらだと

「多かりき」という

止めになっているのかどうか

まだ確認していません。