土曜日

KIK presents #3

Pink pink PINK に

行ってきたことは

前回、書いた通りです。

 

 

その後

気にとめていた映画

《ママと神さまとシルヴィ・バルタン》を

Ma mère, Dieu et Sylvie Vartan

新宿ピカデリーで

観てきました。

 

新宿ピカデリー・シアター8入口

 

上映5分前に

最上階の11階にある

シアター8まで

上っていきましたが

5分で行き着くのかどうか

どきどきものでしたね。

 

実際は

近日公開映画の

予告編などがあって

充分、間に合うんですけど。

 

シアター8入口のポスター

 

映画の内容は

クロックワークスの

紹介サイトにあるとおり

内反足で生まれるも、強烈な母の愛と大好きなシルヴィ・バルタンの歌が巻き起こす奇跡の実話

というもの。

 

監督はケン・スコットで

フランスでの公開は

2025年です。

 

日本における公開は

2026年5月15日。

 

日本のサイトや

パンフレットでは

主要キャストの

キャスティングしか

記されていません。

 

気になる方もいるかと思うので

(自分のことですけどw)

以下にフランス語のサイトの

キャスティングのページも

貼り付けておきます。

 

 

この映画の公開を

何で知ったのか

もはや記憶の彼方ですが

カレンダーには

公開日をメモっていて

観に行かなきゃ

行ければなあ

とか思っていたところ

KIK presents のために

池袋の画廊まで行くなら

ついでに、ということで

観てきたのでした。

 

何かひとつを目的に出かける

ということは避けたくて

(交通費節約のため)

何かのついで

でないと行かないという

貧乏性なのですね。( ̄▽ ̄)

 

 

今回の映画はいわゆる

ヒューマン・ドラマ

というやつで

イェイェ時代の

フレンチ・ポップスに

ハマったことがなければ

観ようと思いたつことも

なかったでしょう。

 

例によって

事前情報は得ず

パンフを買っても読まずに

観てきましたけど

シルヴィ・バルタン本人が

出演していたことに

エンディング・テロップで

ようやく気づき

ちょっと驚かされました。

 

 

主人公が子どもの頃

シルヴィ・バルタンは

姉たちに人気があって

(フランソワーズ・アルディも

 悪くないけど

 やっぱりバルタンよね

 というセリフがあったような)

それで主人公もハマっていく

という前半のシークエンスが

当時のテレビ映像や

新聞や雑誌の記事が映り

たいへん興味深いもので。

 

であると同時に

家族全員や近所の主婦連も交えて

バルタンの歌を熱唱する

日々の描写には

笑いを誘われました。

 

それと

主人公が

バルタンのすきっ歯を真似ようと

マジックで前歯の間を塗る

というシーンは

抱腹ものでしたね。

(これは以下の

 予告編の映像にもあります)

 

 

内反足で

学校にも行けなかった主人公が

それが癒えてから

めきめきと才覚を伸ばし

最初はタレントに

のちには法学部に進学して

弁護士にまでなるという

(しかも

 バルタンの顧問弁護士にまでなる

 というヲタクの夢を叶えたかのような)

後半の展開は

信じがたかったですけど

実話だそうですしね。

 

事実は小説よりも奇なり。( ̄▽ ̄)

 

 

結婚後の人生では

前半であれほど仲が良かった

兄姉たちが

いっさい登場せず

(結婚式や葬式のシーンに

 いたのかもしれませんけど

 主人公との交流は描かれません)

ママだけが関わり続ける

というのも

やや不自然な気もしたり。

 

映画の元となった

原作を書き上げるまでの一生を

100分程度で描こうとすると

刈り込まざるを得ないのかも

とは思いますけどね。

 

原作の翻訳は出ておらず

兄姉との関係はどうなのか

悪化した子どもたちとの関係を

修復できたのかどうか

確認できないのは

残念でなりません。

 

 

ところで

主人公が学生時代

その知識を買われて

バルタンにインタビューに行く

という場面があります。

 

その際

バルタンが

『失われた時を求めて』を

愛読していることを意識してか

その一節を口にすると

バルタンがコメントする

という場面があります。

 

プルーストのように

母親の愛で包まれた人生を送ると

その影響から抜け出すのは難しい

とかいうようなコメントだったか

と記憶していますけど

これは本映画のテーマを

さりげなく示しているような

気がしたことでした。

 

 

劇中でかかるバルタンの歌は

まあ、聴き覚えのあるものでしたが

タイトルがすぐに出てくる

ということもなく。

 

すぐ出てきたのは

「アイドルを探せ」と

「あなたのとりこ」ぐらい。

 

パンフには

バルタンの楽曲以外も含め

全ての劇中使用曲が

解説されてますので

困りはしませんけど

ちょっと悔しい(苦笑)

 

 

こちら↓がパンフレット。

 

《ママと神様とシルヴィ・バルタン》パンフレット

(松竹株式会社 事業推進部、2026.5.15)

 

判型が真四角なのは

シングル・レコードのジャケットを

イメージしてのことだと

思われます。

 

 

♪ラララ……

というスキャットが印象的な

「想い出のマリッツァ」の

劇中での使用が

印象的だったので

(予告編でも流れてました)

YouTube の動画なぞ

貼り付けておくことにします。

 

 

これは主人公が観ていた

テレビ番組のひとつかも。

 

初リリース時の

レコードの演奏はこちら。

 

 

劇中で使用されたのは

こちらでしょう。

 

下は

映画にゲスト出演したイメージに

最も近いバルタンの動画。

 

 

2011年11月23日

サレ・プレイエルでの

コンサートの演奏になります。

 

貫禄たっぷりなのはともかく

最初のフルートによるイントロが

とても素敵ですね。

 

クラシックのオーケストラで

ポップスを演奏する

ということに

人気があるのは

洋の東西を問わないみたいです。