過ぐる火曜日

眼鏡ができたという

連絡をもらったので

本日、受け取ってきました。

 

まずは

普段使いの銀行の

ATMまで行って

お金をおろしてから

前回のように

ひと駅ぶん歩いました。

 

途中

いつもバスの窓から遠目に見て

なんの花だろうなあ

と思っていた花のあたりを

通りかかることに気づき

立ち寄ってみたところ

咲いていたのがこちら。

 

皇帝ダリア

 

写真検索してみたら

「キダチダリア」と出ましたが

Wikipedia の

キダチダリアの項目

見てみたところ

日本では学名を訳した「皇帝ダリア」等の別名でも呼ばれる。

とありましたので

自分にも聞き覚えのある

そちらをタイトルにしました。

 

 

和名の元になった学名は

Dahlia imperialis Roezl ex Ortgies で

種小名の後は命名者を示しています。

 

Roesi はオーストリアの園芸家

ベネディクト・レーツル

Benedict Roezl(1823〜1885)

という人だそうです。

 

ex は、以下の記事によれば

 

 

ex 以下が

命名者が命名したものを

最初に発表した人を指すようです。

 

Ortgies は

ドイツの園芸家

カール・エドゥアルト・オルトギース

Karl Eduard Ortgies(1829〜1916)

という人だそうで

こちらは日本語版 Wikipedia に

立項されておらず

リンク先は英語版 Wikipedia です。

 

皇帝ダリア(花)

 

英名は Tree dahlia で

「木立ちダリア」というのは

こちらの和訳でしょう。

 

和名には他に

「木立ち」の別の読み方による

コダチダリアのほか

タラノハダリア

というのもあるようです。

 

後者は

葉っぱの形が

楤[たら]の木の葉に

似ているからだそうで

漢字で書くと「楤葉ダリア」。

 

ちなみに

ダリアに漢字を当てると

「天竺牡丹[テンジクボタン]」

だそうで

したがいまして

「皇帝ダリア」を

あえて漢字で記すなら

「皇帝天竺牡丹」となりますが

これはさすがに馴染めず

ブログのタイトルでは

「皇帝ダリア」としました。

 

 

こちら↓のブログによれば

 

 

花期は11〜12月で

日が短くならないと花芽をつけない

光周性の短日植物だとか。

 

光周性というのは

Wikipedia によれば

日照時間の変化に応じて

反応する性質のことで

連続した暗期が

一定時間より短くなると

花芽が形成される植物のことを

短日植物というのだそうです。

 

 

花の中央部分は

管状花の集まりで

花弁のように見えるのが

舌状花だそうですから

向日葵と同じ構造ですね。

 

皇帝ダリア(花・アップ)

 

上掲の「草花と自然Blog」には

茎は中空で節があり、径2.1~5.6cm。木質化して3~5mの高さになります。風に弱く、支柱を必要とします。

と書かれていますが

確かに茎には節があり

まるで竹のようですね。

 

皇帝ダリア(茎)

 

ただ、支柱はなさそうです。

 

 

ここ2、3年

気になっていた花の名が

ようやく分かって

すっきりしました。

 

これから

バスの窓から見えるたびに

「皇帝ダリアが咲いている

もう日が短くなったなあ」

とか思うことが

できるというものです。( ̄▽ ̄)