おととい

普段使いの銀行の

ATMに行ってきたことは

以前の記事にも書きました。

 

そのATMの

そばのお宅の玄関に

紅白の花が咲いている鉢植えが

置かれていました。

 

四季咲きベゴニア

(2025年12月1日撮影。以下同じ)

 

写真検索で調べてみたら

どんぴしゃりの写真が

アップされたので

クリックしてみたところ

和名を四季咲きベゴニアという

ベゴニア・センパフローレンスだと

分かった次第です。

 

 

ベゴニアは

秋海棠[しゅうかいどう]

という和名を持つので

和名の別名として

四季咲き秋海棠

というのもありです。

 

Wikipedia には

白花秋海棠という別名も

載ってますけど

今回のは赤い花もありますので

四季咲き秋海棠ないし

四季咲きベゴニア

というのが妥当かと。

 

ブログのタイトルを

四季咲き秋海棠に

しなかったのは

今回のはおそらく

鉢植えの園芸種だろう

と判断したからです。

 

四季咲きベゴニア・白花

 

ベゴニア・センパフローレンスは

学名 Begonia semperflorens

そのまま読んだもので

種小名の semperflorens は

ラテン語で「常に花が咲いている」

という意味だそうです。

 

開花期が長いことに由来しますが

四季咲きベゴニアも

学名の直訳といえなくもなく。

 

花期はだいたい

11月ごろまで

としている記事が

多いですけど

AIによる概要によると

10℃以上の気温であれば

長く咲き続けるのだとか。

 

やや盛りが過ぎた感じがするのも

花期から考えると

しかたがないのかも。

 

四季咲きベゴニア・赤花

 

ちなみに

属名の Begonia は

フランスの博物学者

ミシェル・ベゴン Michel Bégon

(1638〜1710)に基づく

献名のようです。

 

献じた人は

学名に添えられている

リンクとオットー

Link et Otto でしょう。

 

Link は

ドイツの博物学者

ヨハン・ハインリヒ・

フリードリヒ・リンク

(1767〜1851)で

日本語版 Wikipedia にも

立項されていました。

 

Otto の方は

クリストフ・フリードリヒ・オットー

Christoph Friedrich Otto

(1783〜1856)という

ドイツの園芸家・博物学者ですが

こちらは日本語版ではなく

Wikipedia の

ベゴニアの項目の学名だと

英語版 Wikipedia

リンクが張られてました。

 

 

ハート型の花びらが

ふたつ合わさったかのように

見えなくもなく

中央の蕊の形といい

ちょっと印象に残りますね。

 

こちらのブログの記事によれば

 

 

雄花の花びらは4つで

外側の2つは萼片であり

雌花は花びらが4〜5枚

あるそうです。

 

 

AIによる概要によれば

雌花と雄花が同じ株に咲く

雌雄異花だそうで

雌花の特徴は

子房があることと

花弁のすぐ下に

プロベラや貝殻のように見える

翼がある点だとか。

 

いわれてみれば

プロペラないし貝殻状の

というか、団扇みたいなものが

確認できなくもないですけど

これが翼なのかしらん。

 

四季咲きベゴニア(近接)

 

なんとなく

違う気がする。σ(^_^;)

 

こちらの記事から鑑みるに

 

 

団扇みたいなものは

萼片ではないか

と思われます。

 

 

こうやって調べると

いろいろと分かってきますが

写真を撮るときには

そんな知識はかけらもなく

そのために

どんぴしゃりな写真を

撮るのが難しい。

 

素人のスナップ

あるあるですな。( ̄▽ ̄)