おととい

かかりつけのクリニックから

れんげ食堂 Toshu に向かう途中

沿道に置かれていたポットに

目がとまりました。

 

アメリカンブルー

(2025年9月26日撮影。以下同じ)

 

こちらは、下掲の

花をアップで撮った写真による

スマートフォンの写真検索だと

朝顔柄草(あさがおがらくさ)

と出ますけど

ほぼほぼ正解でした。

 

アメリカンブルー(アップ)

 

Wikipedia によれば

朝顔柄草の英名を

dwarf morning-glory

slender dwarf morning-glory

というそうで

手元の辞書を見てみると

dwarf は「普通より小さい」「矮小の」

morning-glory は「アサガオ」

という意味が載ってました。

 

slender は

日本語の「スレンダー」と

ほぼほぼ同じです。

 

朝顔にそんなに似てるとは

思わないんですけどね。

 

 

学名は

Evolvulus alsinoides

だそうです。

 

属名については後出。

 

種小名は

AIによる概要によれば

「Alsine 属のような」

という意味だそうで

Alsine 属は一般に

ハコベ属を指すようですが

代表種は蚤の衾[のみのふすま]

だとかいわれると

もう、何が何やら。( ̄▽ ̄)

 

 

Wikipedia の朝顔柄草の記事を

下まで読み進んでいくと

近縁種の中に

アメリカン・ブルーというのがあり

「園芸種として利用」

と書いてあります。

 

今回のはポットに

植えられていたものですから

明らかに園芸種なので

タイトルは

朝顔柄草ではなく

アメリカン・ブルー

としておきました。

 

ただし

Wikipedia の

エボルブルス属の項目に

近年では、「ブルー・ラグーン」(Blue Ragoon)の名で販売されることも多くなっており、インターネットショップでは、両名併記されていることも少なくない。(略)その後、上記品種を元にして国内でも新規に交配改良する者が出てきており、農林水産省などに登録されたりしている。

と書かれていますから

あるいはブルー・ラグーンないし

その新規交配種で

エボルブルスなんちゃら

とかいう花名かもしれず。

 

新規交配種となると

素人には区別が難しく

ここではとりあえず

従来からの通称の

アメリカン・ブルーを

タイトルに採用しときました。

 

 

おさんぽ花ずかん」でも

本種がアメリカンブルーで

立項されています。

 

写真検索ではなくて

「おさんぽ花ずかん」を見れば

一発でしたね。

 

 

エボルブルス属のうち

園芸品種ブルー・デイズ

Blue Daze の通称が

アメリカンブルーだと

Wikipedia の

エボルブルス属の項目

書いてありますけど

そちらの学名は

Evolvulus nuttallianus だとか。

 

属名の Evolvulus は

「巻きつく」「展開する」

という意味のラテン語

evolvo に由来するそうで

匍匐して枝や葉を広げていく

という性質から

きているのだとか。

 

nuttallianus は

イギリスの植物学者

トーマス・ナッタル Thomas Nuttal

(1786〜1859)に由来する

献名だそうです。

 

 

和名の「柄草[からくさ]」は

AIによる概要によれば

地面を這うように広がる草の様子から

名付けられたそうです。

 

唐草とどう違うのか

気になるところです。

 

 

下の写真は

撮るときにどこかをいじったのか

露出が暗めになってものです。

 

アメリカンブルー(暗め)

 

中央の蕊の部分が

かえって

くっきりして綺麗なので

アップしておくことにしました。

 

 

三河の植物観察

というサイトによれば

花期は6〜11月だそうです。

 

来月にまた

クリニックの帰りにでも

見られるかもしれませんね。