本日は横浜で

塾の採点会議でした。

 

帰りに

最寄り駅そばの方の

ディスカウント・スーパー

OKに立ち寄って

閉店直前の店を出ると

入り口脇の植え込みで

咲いているのを見かけたのが

こちら。

 

夜の小昼顔(その1)

 

昼顔だと思いますが

最近、岩槻秀明『新 散歩の花図鑑』

(新星出版社、2023)を見ていたら

昼顔ではなく

小昼顔[コヒルガオ]で

項目が立てられていて

葉っぱの形で両者を見分ける

と書いてあることに気づきました。

 

葉の耳(後方の部分)が

斜め後ろに張り出すのが昼顔で

小昼顔は横に張り出して

浅く2裂するそうです。

 

 

その後

「松江の花図鑑」というサイトで

小昼顔のページを確認してみたら

 花柄にひれがあり

 萼を苞葉が包む

という区別の仕方が出てました。

 

そういえば

岩槻秀明の本には

「葉の形や花柄などが識別点となる」

と解説しておきながら

花柄の何が識別点となるのか

書かれていなくて

そこはちょっと不親切。( ̄▽ ̄)

 

 

いずれにせよ

花柄の「ひれ」こと

翼のことを知ってから

花柄部分も写真を撮るように

心がけてるんですが

花柄の翼というのは

非常に微妙なものでして

はっきりわかるほど

顕著でないものも多く。

 

だったら触わってみて

ザラついてたら

翼がある

ということではないか

と思い至り

今回ちょっと触わってみると

まさにザラついておりました。

 

夜の小昼顔(翼)

 

そう思って

撮った写真を見ると

なんとなく

翼がある感じ。

 

また

苞葉が萼を包んでいるふうなので

これは小昼顔の方だろうと

思った次第です。

 

 

ただし

今回見かけたものは

葉っぱが斜め後ろに張り出して

それが2裂しているようなので

 

夜の小昼顔(葉)

 

あるいはもしかしたら

昼顔と小昼顔がかけ合わさった

合の子昼顔[アイノコヒルガオ]という

雑種の可能性があります。

 

「松江の花図鑑」の

小昼顔のページを

下にスクロールしていくと

合の子昼顔の写真が載っていて

花柄には低い稜があり

葉の基部は横に張り出す

とキャプションに書かれています。

 

後方に張り出すのか

横に張り出すのか

区別はなかなか微妙で

張り出した部分が

2裂するかしないか

という点にポイントをおくと

今回のは昼顔ということになります。

 

ただ

花柄にひれ(稜?)が

あるっぽいので

これは小昼顔と

合の子昼顔の特徴ですから

迷っている次第ですが、うーん。

 

 

そうこうしているうちに

「松江の花図鑑」には

合の子昼顔のページがあるのを

今回の記事を書いている時

見つけました。

 

そこでは

「花柄は稜があるが、

 低い翼があるか全くない」

と実に分かりにくい表現ですけど

稜と翼とは別物であり

稜はあっても

翼がある場合とない場合がある

ということになりましょうか。

 

今回のはざらざらしてたから

翼ではなく稜があるもの

と考えるべきなのかどうか。

 

だったら合の子昼顔

ということになるんですけど

うーん、悩ましい。

 

 

悩ましいので

ブログのタイトルでは

字面の面白さもありましたし

「小昼顔」でも

「合の子昼顔」でもなく

「昼顔」と誤魔化してます。( ̄▽ ̄)

 

ちなみに

「松江の花図鑑」では

「合いの小昼顔」と

漢字を当ててますけど

雑種であれば

「合の子昼顔」の方が

妥当だと思いますけどね。

 

夜の小昼顔(その2)

 

それはそれとして

夜に昼顔が咲いているとは

どういうことよ。

 

むしろそちらの方を

問題にすべきだったかも。( ̄▽ ̄)