小論文の採点を

宅急便の集荷時間前に

終えることができたので

明日は雨ですし

今日も夜から雨らしく

雨を避けるためにそのまま

月に一度の処方箋をもらうため

かかりつけの病院へ

行ってきました。

 

バスではなく徒歩で向かい

途中、いつもと違う道を通ったら

個人宅の前に植えられている紅葉の

真っ赤っかに色づいている種が

目にとまりました。

 

大紅葉の果実(アップ)

 

しかも大きい。

 

調べてみて

大紅葉[おおもみじ]だろう

とあたりがついたので

取り上げる次第です。

 

 

庭木図鑑 植木ペディアによれば

大紅葉と一般的な紅葉

いわゆる伊呂波紅葉との違いは

葉っぱの鋸歯だそうで

大紅葉は「単鋸歯」といって

葉っぱの淵に同じ形をしたギザギザが

整然と並ぶのだとか。

 

ただ

5月1日に撮った写真を見ても

さほど差があるようには見えず

 

紅葉の未熟果

(2025年5月1日撮影)

 

「ただし、個体によっては

 見分けるのが難しい場合もある」

と庭木図鑑 植木ぺディアに

書かれている通りで

これは困った。( ̄▽ ̄)

 

それでも

葉っぱが紫色がかっていて

これは大紅葉の園芸品種である

濃紫紅葉[のむらもみじ]の

特徴でもありますので

大紅葉で間違いないかと。

 

大紅葉

 

伊呂波紅葉か大紅葉か

という区別より何より

種子が大きくて真っ赤

というのが印象的でした。

 

 

大紅葉の学名は

Acer palmatum ver. amoenum

以下の記事によれば

 

 

属名の Acer は「裂ける」

種小名の plamatum は「掌状の」

変種名の amoenum は

「人に好かれる」という意味だとか。

 

濃紫紅葉になるとさらに

cv. Sanguineum

という園芸品種名がついて

こちらは「血紅色の」

という意味だそうです。

 

「血紅色の」

というほどでもないのが

気になりますけど

庭木図鑑 植木ぺディアにアップされた

濃紫紅葉の写真のキャプションに

「木によって葉の色は微妙に異なる」

とありますから

許容範囲ということで。(^^ゞ