先週の金曜日

塾の会議で町田に行ったことは

前にも書いた通りです。

 

普段使いの銀行にあった用を

町田の支店で済ませてから

当地にある有名な古本屋

高原書店に向かったんですが

見当たらず。

 

スマートフォンで

検索して調べてみたら

なんと6年前に

閉店していたことを

迂闊にも今ごろ知りました。

 

 

 

その高原書店のあった場所に行く途中

目にとまったのが

こちらのプランターです。

 

キルタンサス(プランター1)

 

ハナノナで調べてみたら

「ギボウシ」とか出て

ちょっと違うだろうと思い

検索結果の写真は残さず

会議を終えて帰宅後

「おさんぽ花ずかん」で

今月の花を見ていったところ

キルタンサスではないかと

判った次第です。

 

そのあと

Wikipedia を見て

キルタンサスの中でも

マッケニー種であることを

知りました。

 

 

キルタンサス

あるいはキルタンツス

学名の属名 Cyrtanthus を

そのまま読んだもので

「曲がった花」

という意味だそうです。

 

コトバンクによれば

花筒(花冠筒部)が

曲がっていることに

由来するそうですが

曲がっているというより

緩やかにカーブしている感じ。

 

キルタンサス

 

マッケニーは種小名で

本種を最初に分類・命名した

スコットランドの園芸家で

南アの植物園の学芸員だったという

マーク・ジョンストン・マッケンに

由来するそうです。

 

 

マッケンのフルネームは

上掲の記事に載ってました。

 

同じ記事によれば

英名の Fire lily は

「自然の山火事の後、

非常に迅速に開花すること」から

付けられたそうですが

この由来にはびっくり。

 

英名はもうひとつ

Ifafa lily というのがあり

Ifafa というのは

南アフリカの地名だそうです。

 

 

和名は

Wikipedia によれば

笛吹水仙[フエフキズイセン、

フエフキスイセンとも]。

 

その由来は

以下のブログによれば

 

 

「球根や葉などが水仙に似て、

花が筒状なことから」だと

書かれていました。

 

上掲のブログによれば

花期はまちまちだそうですが

今回見かけたのは

3〜5月に咲く春咲き品種

ということになりましょうか。

 

 

また

こちら↓のブログでは

 

 

「花の形が笛のようで

花茎が水仙に似ていること」に

由来すると書かれていました。

 

由来がはっきりしないので

一般的に流通している属名を

ここではタイトルに採用しました。

 

 

ちなみに

上掲のブログ

「小次郎と冬の草花」では

明治末期に渡来した

と書かれていますが

以下の記事だと

渡来したのは昭和の初期

と書かれています。

 

 

どっちなんでしょうね。( ̄▽ ̄)

 

あと、誰が和名を考えたのかも

知りたいところですが

調べきれませんでした。

 

こちらは宿題ということで。

 

 

本ブログでリンクを貼った

いずれの記事を見ても

そこにアップされた写真だと

鈴なりという感じで

開花していますから

今回見たのは

満開とはいえないのかもしれず。

 

キルタンサス(プランター2)

 

プランターはふたつあって

もうひとつのプランター(上掲)の方で

花冠の中(蕊の様子)を

撮ってみたのがこちら。

 

キルタンサス(花冠内部)

 

雌蕊がよく分からないのが残念。

 

 

高原書店が閉店していたのは

残念でしたけど

知らなかった花を見かけたので

よしとしましょうか。

 

それはそれとして

高原書店がなければ

この通りを通りかかることは

もうないだろうなあ(しみじみ)