火曜日から連チャンで

横浜で直前講習の採点があり

本日まで通い詰めました。

 

火曜日は早く終わりましたが

喘息の治療で毎月顔を出す

かかりつけの病院に行っていたら

結局帰りが遅くなってしまい。

 

水曜日は夕方6時ごろまでかかり

同地のディスクユニオンに寄っていたら

やっぱり帰りが遅くなってしまい。

 

前日、帰宅してみると

不在通知が残されていて

持ち帰られた荷物を引き取りに

郵便局まで行ったら

すでに窓口が閉まっていた

という始末。Orz

 

今日は今日で遅くなるかと思ったら

予想外に早く終わったので

やっぱりディスクユニオンに寄っていき(笑)

それでも郵便局の窓口が閉まる前に間に合い

それから久しぶりに一駅歩き

タワーレコード・オンラインからの

荷物を引き取るためにコンビニに寄って

さらに普段使いの方のディスカウント・スーパー

OKに寄って買い物をしても

自宅に帰り着いたのは

ここ3日のうちで最も早かったという。

 

もっとも帰り着く頃には

陽は落ちていましたけどね。

 

 

早く帰ればいいのに

とか思いつつも水曜日

ディスクユニオンに寄ったのは

幸いでした。

 

というのも

以下のCDを見つけたからです。

 

《ピエール・ド・ラ・リュー/レクイエム

 ジャシェス・ド・ウェルト/モテット集》

アルス・ノヴァ《ド・ラ・リュー:レクイエム、ド・ヴェルト:モテット集》

(ミュージック東京 NSC134、?)

 

原盤レーベルは

デンマーク、ステープルチェイス社の

クラシック・レーベルだと思われる

コントラプンクト。

 

原盤のリリース年は

1986年ですけど

邦盤のリリース年月日が

ミュージック東京盤あるあるで

どこにも記されてません。

 

演奏はボー・ホルテン指揮

アルス・ノヴァ(合唱団)で

録音は

1985年11月27〜29日と

1986年2月9、10日に

デンマークのコペンハーゲンにある

ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館にて

行なわれたようです

 

 

こちらは

お馴染み、皆川達夫執筆

『ルネサンス・バロック名曲名盤100』

(音楽之友社、1992)に

ド・ラ・リュー《レクイエム》の

推薦盤としてあげられている1枚です。

 

同書では

まだ円熟した演奏とはいいかねますが、死者のためのミサ曲にふさわしい、おおらかなポリフォニーの流れが格別です。

と評されていて

この評言がツボだったものか

以前、輸入盤で見かけた際

我慢できずに購入したんですけど

一度聴いても良さが分からず。( ̄▽ ̄)

 

それ以来ずーっと

日本流通盤に出会うのを

待ち侘びていたんですが

それから幾星霜。

 

ほんと「幾星霜」という表現が

ぴったり来る感じで

半ば諦めていたんですけど

ここに来てついに出会えたという。

 

今回、聴き直してみて

それなりに経験を重ねたからか

最初に聴いた時と違い

そこそこ楽しめた次第です。

 

 

最初に輸入盤を買った時

なんとなく楽しめなかったのは

ド・ラ・リューの曲だけかと思ったら

全く知らない作曲家の曲が5曲も

入っていたからではないか

と、邦題を見て改めて思いました。

 

宗教曲ならまだしも

モテットとなると

歌詞について

あたりをつけようもなく。

 

最初に買った頃は

今ほどネット環境が

整ってませんでしたから

検索して調べてなんとか知識を得る

ということもできませんでしたし。

 

もちろん

皆川の本の

ド・ラ・リューの項目には

同時収録曲について

一言も書いてありません。

 

なんか騙されたような気が

してたかもしれませんね。( ̄▽ ̄)

 

 

ちなみに現在であれば

Wikipedia に立項されています。

 


生まれはフランドルですが

子どもの頃にイタリアに移ってからは

生涯イタリアで過ごしたという経歴からか

「ジャシェス」ではなく

イタリア読み? の

「ジャケス」という表記に

なっていますけど。

 

「ド・ウェルト」ではなく

「デ・ヴェルト」だし。

 

 

ところで

上の Wikipedia の項目に

ルカ・マレンツィオと並ぶ

マドリガーレ作曲家だ

と書いてあるため

試しに皆川の前掲書の

マレンツィオの項目を見てみたら

なおマレンツィオのすこし先輩にあたるイタリア・マドリガーレの巨匠にジャッシェ・デ・ヴェルト(一五三五―九六)という音楽家がいます。

と書いてありました。∑(゚Д゚)

 

「ジャシェス」ではなく

「ジャッシェ」という表記に

なっているというのは

言い訳にならないので措くとして

この記述には今の今まで

気づかなかったという。Orz

 

それにしても

だったら

ド・ラ・リューの項目か

マレンツィオの項目で

アルス・ノヴァの演奏があると

ふれて欲しかったです、皆川先生〜。( ´Д`)