今日も昨日に引き続き
冬季講習の採点で
市ヶ谷の麴町校へ。
そして帰りは
やはり箱根そばへ寄って
期間限定メニューを
いただいてきました。
今回はこちらの
ホウボウ天とホタテ天・春菊天
(温そば)です。
プレスリリースの記事タイトルでは
「高級魚ホウボウと旬の味覚の
天ぷら三点盛り!」
と謳われているので
ホウボウで検索してみたところ
実に変わった特徴を持つことを知り
高級かどうかはともかく
そちらでびっくり。
Wikipedia の説明によれば
漢字表記は竹麦魚
あるいは魴鮄。
胸鰭の一部が発達しており
脚のように動かして
「歩く」ことができるほか
浮袋を鳴らし
「鳴く」ことができるそうで
なんかすごくないですか。
市場魚介類図鑑には
珍魚度・珍しさは★2つで
「少し努力すれば手に入る」
と書いてあります。
「基本情報」の欄に
「非常に上質の白身で
江戸時代には、「君の魚」といって
上流階級の食べるものとなっていた。」
と書かれていますから
「高級魚」という惹句は
江戸時代の扱いに
由来するんでしょうか。
開いて天ぷらにすると
一般的な魚とあまり
変わらない見かけというか
感じになっちゃうのが
ちょっと残念ですね。
期間限定メニューのポスターには
魴鮄を頭に被り
右手に春菊
左手に帆立を持った
奴さんが描かれていますけど
実際の魴鮄の写真と見比べると
かなりイメージが違います。
失礼ながら
本当に写真を見て書いたのか
と思っちゃいますね。( ̄▽ ̄)
実際の魴鮄は
鯥五郎[ムツゴロウ]や
鯊[ハゼ]を
思わせるようなところもあり
それらに顔つきくらいは似せても
バチは当たらなかったでしょうに。
まあ何はともあれ
ごちそうさまでした。(-人-)

