買い物に行くついでに

セブン-イレブンに届いた

タワーレコード・オンラインからの

荷物を引き取ってこようと思い

まずはお金を下ろすため

普段使いの銀行へ。

 

その途中にある

理髪店の店頭に置かれた

プランターに目をとめて

撮った写真がこちら。

 

ヘアサロン店頭の花(2024.5.5)

 

青紫の花は

イングリッシュラベンダーでしょうが

問題は赤い花と白い花です。

 

フランネルフラワー

 

白い花の方は

「おさんぽ花ずかん」の

今月の白い花の写真を見ていたら

フランネルフラワーという

似た花を見つけました。

 

「白い花びらの先に

 緑色のふちどりがある」

という特徴にも合ってます。

 

フランネルフラワー(アップ)

 

別名としてあがっている

フェアリーホワイトは

品種名になります。

 

Wikipedia では

別名がアクチノタスと

なってました。

 

アクチノタスあるいは

アクチノータス Actinotus

というのは属名で

ラテン語で「車輪」を意味する

と「花言葉net」の説明にありました。

 

花期は

春から初夏にかけてと秋の

2回あるようです。

 

ライスフラワー

 

そして赤い花

(というより蕾)ですが

「おさんぽ花ずかん」にも

載っていないし

いろいろ検索してみたものの

似たものがヒットせず。

 

ダメ元で

モンソーフルール監修の

『花屋さんで人気の469種

 決定版 花図鑑』(西東社)を

ぱらぱら見ていたら、なんと

似た花が載ってたのでした。

 

モンソーフルール監修の図鑑に

載っていたのは

ピンク色の品種でしたが

茎と葉の様子が似ていたのと

「乾いた風合いの

 米粒状のつぼみが密集」とか

「つぼみの状態で出回」る

とか書いてあったので

ピンと来た次第。

 

「ライスフラワー 赤」で

検索してみたら

どんぴしゃりでした。

 

ライスフラワー(蕾アップ)

 

蕾の感じから

菊の仲間かも

と想像してたんですが

そちらも当たりまして

キク科オゾタムヌス属の花です。

 

オゾタムヌス ozothamnus は

あいあいパークの記事によれば

「匂い」を意味する

ギリシャ語の ozo と

低木を意味する thamnos が

語源なのだとか。

 

赤いのは

キャンディレッドという名の

品種のようですね。

 

花期は4〜5月だそうですので

今後、咲いたのが

見られるかもしれず

忘れなければ

注意しときたいと思います。

 

 

ところで

フランネルフラワーも

モンソーフルール監修の図鑑に

載ってましたけど

ちょっと感じが違っていて

ひょろっとした個体ですから

この図鑑を見ただけでは

気づけなかったかもしれません。

 

ジャパンフラワーセレクションによれば

フェアリーホワイトという品種は

切り花として普及していた

フランネルフラワーを

矮化[わいか]して

四季咲きにしたものだとか。

 

モンソーフルール監修の図鑑には

切り花として普及した種の方が

載っていたわけで

なるほど雰囲気が違うはずです。

 

 

フランネルフラワーと

ライスフラワーは共に

原産地がオーストラリアのコンビ。

 

イングリッシュラベンダーは

名前がイングリッシュなのに

地中海の産なので

一人だけ仲間外れなのが

ちょっと可哀想かも。( ̄▽ ̄)