昨日、今日と

近所の大学図書館へ

行ってきました。

 

昨日は帰りに

いつもと違う道を通ったら

えらく遠回りをしてしまい

万歩計で1万歩

超えてしまったという。

 

その遠回りの途上

通りかかった

マンションだったか

個人のお宅だったかで

見かけたのがこちら。

 

アカシア

 

花まで距離があるので

ハナノナで調べても

分からないかなあ

とか思いながら

いちおう調べてみたところ

「ミモザ

 別名:フサアカシア、ワトル」

と出ました。

 

アカシア(ハナノナ)

 

まあ、いわれてみれば

ミモザ・サラダみたいだし

ミモザなんでしょうけど

日本でミモザと呼ばれるものには

ギンヨウアカシアと

フサアカシアの

2種類があって

今回、撮った写真で

区別しようと思っても

なかなか難しい。

 

 

LOVEGREEN の記事によれば

フサアカシアの葉は緑色で長く

小葉の数も多いのに対し

ギンヨウアカシアの方は

葉がきれいなシルバー色で

葉の長さが短くて

付き方も異なるのだとか。

 

どうやら葉っぱに

見分けるポイントが

あるようですけど

区別のポイントを知ってて

撮ったわけではないため

葉っぱのアップは撮っておらず

どうも判然としません。

 

それに

集合住宅でもそうですけど

個人宅ならなおさら

敷地内にズカズカ入って

撮るというわけにもいかず。

 

まあ、遠目で判断して

小葉がまとまった葉柄と葉柄の間に

隙間がなさそうなことから

ハナノナのいうとおり

フサアカシアの方かと

なんとなく思っています。

 

アカシア(ズーム)

 

ちなみに

アカシアをミモザと呼ぶのは

間違いだと書いている

bloomee 編集部の記事もあって

ミモザは葉っぱに触れると

含羞草[オジギソウ]のように

お辞儀をするそうですが

アカシアはしないのだとか。

 

これも知りませんでしたが

知っていたところで

敷地内にズカズカ入って

触わるというわけにも……。

 

 

なお

アカシアの漢字表記は

「金合歓」で

「金」は黄色い花の色に、また

「合歓」はネムノキ亜科に

それぞれ由来するものと思われます。

 

したがって

フサアカシアを漢字で書くと

「房金合歓」となります。

 

ギンヨウアカシアは

「銀葉金合歓」ですね。

 

 

ハナノナで別名として表示された

ワトル Wattle というのは

オーストラリアの固有種だそうで

当然、漢字表記はありません。

 

1800年代前半に

イタリアの地中海沿岸の

別荘に住むイギリス人が

オーストラリアから持ち込んで定着し

それが地中海沿岸のミモザと似ていたので

ワトルがミモザと呼ばれるようになった

というのが通説だと

ニューズウィークの記事にありましたけど

いやはや、めんどくさい。

 

ちなみに

イギリス人が持ち込んだのは

シルバーワトルという種だそうですが

ギンヨウアカシアという

和名と似ていることもあり

ますます分からなくなっていく

という次第。( ̄▽ ̄)

 

 

というわけで

タイトルはざっくりと

「アカシア」にしました。

 

アルファベットで書く場合は

綴りは Acacia で

これは属名でもあります。

 

花百科というサイトの説明によれば

ミモザはアカシア属の総称で

日本では主として

ギンヨウアカシアを指すそうですが

アカシア属の個々の品種の流通名としても

ミモザという言葉が通称として使われる

とのことでした。

 

ですから

ミモザでもいいんですけど

触わってもお辞儀しないそうですし

今回のはフサアカシアである可能性が

自分の中では高い。

 

フサアカシアであれば

(ギンヨウアカシアであっても)

お辞儀しないわけですし

にもかかわらず

「合歓木[ネムノキ]」に

由来する文字を使うのは

抵抗があることもあって

カタカナ表記のまま

「アカシア」とした次第です。

 

 

ちなみに

アカシアといえば連想するのが

西田佐和子の歌

「アカシアの雨がやむとき」ですけど

(自分だけかしらん? w)

この場合のアカシアは

TAP the POP の記事によれば

ニセアカシアだそうで

和名を針槐[ハリエンジュ]という

白い花を咲かせる木だそうです。

 

アカシアだから

なんとなく

赤い花かと思ってた自分…… Orz

 

あと

自分の場合、いまだに

「アカシアの雨」というのは

散る花びらのことなのかどうなのか

たとえば桜の花が散るごとく

散る様子を表したものなのかどうかを

よく理解しておりません。(^^ゞ

 

 

それにしても

アカシアだろうとミモザだろうと

こんなに記事をまとめるのに

めんどくさい木だとは

思いもよりませんでした。

 

状況にもよりますが

次に見かけたときは

葉っぱに触わってみたり

葉っぱの色に

注意したりしてみようと

思った次第です。