今日は午後から

雨の予報でしたが

調べものがあって

駒場の近代文学館まで

行ってきました。

 

小田急線・東北沢駅で降りて

駒場公園まで

歩いて行くんですけど

ずいぶんと久しぶりに

行ったにも関わらず

駅前以外はあまり

変わり映えしてませんでした。

 

その東北沢駅構内に

植えられているのが

こちらの木です。

 

東北沢駅構内の冬青

 

樹名板があるので

「そよご」という木だと

分かりますが

漢字で書いたら

「冬青」になるとは

思いませんでした。

 

 

「そよご」という和名は

葉っぱが風にそよいで

音を出すことから

名付けられたそうです。

 

樹名板にも

「葉ずれの音が楽しめる」

と書いてあります。

 

地上の改札階は

風通しがいい作りに

なっているとはいえ

そういう由来の木を

風にそよぎにくそうな

駅構内に植樹する不思議。

 

改札階の構造が

冬青の葉が鳴るほど

風が吹き抜けるような

ものだとしたら

それはそれで

使い勝手がいい感じは

しないような気もしますし。

 

東北沢駅構内の冬青(樹名板)

 

「雌木には秋に赤い実がつきます」

と樹名板に書いてありますが

植えられた木自体は

雌木なのか雄木なのか。

 

そこは大事だと

思うんですけど

何も書いていない不思議。

 

まあ、秋に駅を利用すれば

分かるわけですけど

自分のような

たまに通りすがるだけの人間には

確認する機会が訪れるかどうか

微妙ですねえ。

 

ちなみに

樹木図鑑 植木ぺディアによれば

花は雌雄ともつけるようです。

 

花のつき方を見れば

雌雄の区別がつきそうですが

これまた

花を見る機会があるかどうか。

 

 

なお

「冬青」という漢字は

その字から想像がつくように

冬の間も葉っぱが

青々としていることから

つけられたようです。

 

ただし

中国語では「冬青」は

日本でいうところの

七実[ななみ]の木を

指すのだとか。

 

こういうの困るなあ

とか思うのは

自分だけでしょうか。