本日の午後
Amazon で購入した本の
代金を振り込みに
行ってきました。
銀行CDに行く途中の
お宅のお庭に咲いていたのが
こちら。
ハナノナで調べてみると
「ルリジサ
別名:ルリヂサ、ルリヂシャ」
と出ましたが
「100%」と出ただけあって
これは一発で正解でした。
それにしても
上記の別名は単に
旧仮名遣いにすぎないというか
「ルリヂシャ」がありなら
「ルリチシャ」もありでは?
とか思ったり。
Wikipedia では
標準和名は「ルリヂシャ」
とされていました。
英名はボリジ Borage で
学名の属名 Borago に由来し
アラビア語で「父の汗」を意味する語に
基づくのだとか。
なぜなのか
理由までは書かれてませんでした。
青い花色が
目にとまったわけですけど
近づいてみると
全身の白い毛が印象的で
怖いくらいですね。
でも、全草が
食用になるだけでなく
薬用にもなるようです。
青い花の方は
花弁を絞った青で
聖母マリアの絵の
衣装を塗るのに使われたこともあり
マドンナ・ブルーと
名付けられました。
西洋絵画では
聖母マリアが身にまとう外衣を
青色にするのが決まりで
これは「天」を示します。
そういう
特定の人物を象徴する属性のことを
アトリビュート(持物[じもつ・じぶつ])
ということを、最近読んだ
『理由がわかればもっと面白い!
西洋絵画の教科書』で
(ナツメ社、2021年3月30日 初版発行
2023年6月1日 第4刷発行)
知ったばかりだったから
おおっ! と思ってしまった。(^^ゞ
花期は
LOVEGREEN によれば
4〜6月。
というわけで
大幅にズレている今回のは
狂い咲きかと思ったら
クリーピングボリジという種が
4〜10月が花期とのこと。
こちらの英名は
Bell-flowered borage
と書いてありますけど
じゃあクリーピングボリジって
英名じゃないのかと思ったり。
(流通名ということかしらん)
LOVEGREEN の写真の花色だと
一般的なボリジよりも
若干、青色が薄いようですが
今回見かけた個体の花色は
一般的なボリジに近い
まさにマドンナ・ブルーという感じ。
クリーピングボリジの英名に
Bell-flowered と
付いているだけあって
花弁は鐘のような形をしており
若干すぼみ気味のようです。
その意味でも今回のは
一般的なボリジに近い。
園芸種には
春蒔きと秋蒔きが
あるようですので
前回の三角片喰と同様に
春蒔き種ということになるのかも
とか思いつつ
春蒔きは夏に開花する
という説明も見られ
どうもしっくりこない。
なんかモヤモヤしますねえ。
ちなみに
パソコン(MacBook Air)で
「ルリヂサ」ないし
「ルリチシャ」と打ち込むと
「瑠璃萵苣」と一発変換されて
これには驚きでした。
「萵苣」は
手元にある三省堂の新明解にも
見出し語になっているくらいなので
そのためでしょうかね。
「苣」1字でも「チシャ」と
読ませるようですけど
せっかく? ですから
ブログのタイトルには
「萵苣」の字を使いました。
新明解にも
[普通、「萵苣」と書く]
とありますし。
クリーピングボリジだとしたら
漢字表記は「這瑠璃萵苣」
とかいうことに
なるのかしらね。( ̄▽ ̄)