本日の午後に
ゴロゴロと
空で不穏な音がする中
郵便局まで
振込に行ってきました。
その帰り
普段使いの
ディスカウント・スーパー
OKに立ち寄ってから
帰る途中
小学校裏と公園裏に
挟まれた道を歩いていると
白い花が群れ咲いているのが
目に入りました。
上の方だと
ハナノナで調べるには
遠いなと思っていたら
下の方に蔓が伸びていて
花をつけていたので
そちらで調べたところ
「スイカズラ
別名:ニンドウ」
と出ましたけど
帰ってから事典類を見てみても
どうも違うっぽい。
以前、当ブログでも
取り上げていますけど
そちらの写真を見ていただければ
違うというのも
納得いただけるのではないか
と思います。
「スイカズラ 似た花」で
検索してみても
なかなか見つからず。
忍冬が樹木であることから思い立ち
樹木図鑑 植木ぺディアで
「今咲いている花木」を見てみたら
その下の方にアップされている
「今咲いている草花」に
アップされていて
同定できた次第です。
花のそばの蕾の形が
同定するポイントになりました。
キンポウゲ科センニンソウ属の
蔓性多年草あるいは亜低木で
名前の由来は
果実にできる銀白の綿毛を
仙人の髭や白髪に見立てた
というのが一般的な説だとか。
花期は夏から初秋で
花弁のように見えるのは
萼だそうです。
有毒植物で
葉っぱや茎に触れると
かぶれたりする
有毒植物だとか。
葉っぱや茎の汁
としている資料もありますし
花粉もやばいらしい。
いずれにせよ
試すつもりはありませんけど。( ̄▽ ̄)
にしても、そんな植物が
子供がよく遊んでいる公園に
生えているというのも
不思議といえば不思議です。
和名の別名は多く
牛の歯落とし
牛の歯零し[ウシノハコボシ]
牛の歯欠[ウシノハコボレ]
牛食わず
馬の歯欠け草
馬食わず
歯欠[ハコボレ]
歯草[ハグサ]
発疱草[ハッポウソウ]
腫草[ハレグサ]
仙人蔓[センニンカズラ]
爺花蔓[ジイバナカズラ]
などなど。
以上の和名については
日本薬学会の
「生薬の花」というページも
参照しました。
牛や馬がらみの別名は
有毒なので牛も馬も避ける
ということに由来するそうです。
英名は
Sweet autumn clematis
だそうですけど
有毒にもかかわらず
Sweet とはこれいかに
といったところ。
ちなみに
日本や中国に自生する
クレマチスの原種
と書かれているサイトも
ありました。
今回見かけた場所では
去年までは咲いてなかったように
思うんですけど
どこから動いてきたのか。
LOVEGREEN では
フェンスやアーチに
這わせるためのクレマチスとして
人気があると書かれてますから
そういう理由で
植えられたものでしょうか。
花言葉には
「安全」「無事」のほか
「あふれるばかりの善意」
「美しい心」というのも
あるようです。
どれも
その白い見た目と
群れ咲く様子から
きているようですね。
鑑賞の対象として
美しいのは
確かですけれど……