金曜日(25日)から

家庭の事情で

実家に戻ってるんですが

近くのコンビニまで行った際に

無花果の木があるのを

見かけました。

 

無花果の木

 

これは

ハナノナで調べるまでもなく

というか

花が外から見える形でつかないので

調べなかったんですけど

その実の形ですぐに

無花果だと分かりました。

 

無花果の実

 

漢字表記は「無花果」ですが

花が咲かないわけではなく

実に見えるものは

花托が壷状に肥大化した部分で

花嚢ともいわれる

その内部に花序をつけるのでした。

 

ですから未熟な果実を割ってみれば

花が咲いているのが分かるはずでして

確認するのにちょうどいい感じの

熟していない実が成ってますけど

野生ではなく

どなたかの畑らしきところに

生えているものですから

もぎ取るわけにもいかず。

 

樹木図鑑 植木ぺディアに

未熟な実の花嚢内部の写真が

アップされています。

 

リンクを貼っておきますので

そちらでご確認ください。

 

 

Wikipedia によれば

花期は6〜9月で

果期は8〜10月だそうです。

 

無花果の実(アップ)

 

8月の末だと花なのか実なのか

微妙なところですね。

 

Wikipedia によれば

熟すと紫色になるそうですが

さて。

 

 

和名の別名は

ペルシャ語に漢字を当てた

映日果[インリークォ]。

 

1日にひとつずつ熟すこと、ないし

1ヶ月で身が熟すことに由来する

一熟[いちじゅく]などがあります。

 

一熟が転訛してイチジクになった

という説もあるのだとか。

 

他に

異国の果実

という意味を込めて

蓬莱柿[ほうらいし]

南蛮柿[なんばんがき]

唐柿[とうがき]や

唐枇杷[とうびわ]など。

 

植木ぺディアには

ホロロイシというのも

載ってましたが

由来は漢字表記は不詳です。

 

蓬莱柿の転訛でしょうか。

 

英名はフィグ Fig です。