本日は採点で
あざみ野まで行ってきました。
階上のドリル音は
朝の9時半過ぎに鳴り始めましたが
その頃にはすでに郵便が届いて
起こされていました。
それでも
お昼近くになる頃には
やはり騒音に耐えられず
仕事があるのを幸い
そそくさと少し早めに
家を出た次第です。
途中、近場の植え込みに
斑入りの葉をならせている
常緑低木を見るともなしに見ると
何やら花らしきものが
咲いている様子。
ハナノナでは同定できないだろうと
最初から調べてみませんでしたが
とりあえず撮ってからバス停へ。
いつもとは反対路線に行くと
やはり見るともなしに目をやって
やや鬱蒼とした土手の木に
何やら花らしきものが
咲いている様子。
こちらは
やや遠いのと
足場が悪いのもあって
やはりハナノナで調べないまま
あざみ野に向かいました。
帰ってきてから
斑入りの葉っぱで
検索してみたところ
どうやら青木[アオキ]らしい。
ところで
バス停のそばの木の花も
何やら青木に似た雰囲気
というかそっくりであるため
庭木図鑑 植木ぺディアも参考にしつつ
いろいろ検索してみて
両方とも青木だろうと
あたりをつけた次第です。
Wikipedia には
青々とした葉と赤い果実が特徴
とありますけど
植え込みの斑入りの青木で
赤い果実を見た記憶が
まったくありません。
花が咲くんだから
実もなるんでしょうけど
ただ雌雄異株だそうなので
雄株である場合は
実はならないわけです。
雄花には
淡黄色の葯を持つ
4個の雄蕊があり
雌花の場合
緑色の花柱がひとつだけ
とのことですから
バス停脇のもの(下掲)が雄花で
植え込みのもの(下掲)が雌花
ということになりましょうか。
だとしたら
いつも目にする植え込みの方に
実がなる可能性が
高いはずですけど
見た記憶がないのは
なぜなんでしょう。
花期は
3月から5月だそうで
時期的には合います。
葉っぱと花は
同時に展開するそうで
植え込みの葉っぱの様子が
まさにその通りな感じ。
最初は葉っぱに
目がとまったのでした。
初冬に実をつけるそうなので
今年の冬から来年にかけて
意識的に見ようかと思います。
とはいいながら
斑入りのものは
実の成りが悪いような
情報もヒットしましたから
結局、見ることはないのかも。
日本原産種で
英名のアウクバ Aucuba は
青木葉のラテン語読みだと
Wikipedia にはありますが
植木ぺディアの方に
大き葉[オホキバ]に基づく
とあります。
どちらが正しいのか
それともあるいは
どちらも正しいのか
よく分かりません。
英名には他に
ジャパニーズ・ローレルや
スポッテッド・ローレル
というのがあるそうで
ローレルの葉に似ていることから
命名されたようです。
ちなみに
後者の spotted というのは
斑入りという意味ですから
特に斑入りのものを
指しているんでしょう。
近場の植え込みのものはまさに
スポッテッド・ローレル
ということになるわけですね。
葉っぱは今まで
何度も目にしてきたのに
花を認識したのは
今回が初めてでして
どこまでぼんやりしているのか。
まあ、気づいただけでも
良しとしてくださいまし。( ̄▽ ̄)