本日は麹町まで

春季講習の採点に

行ってきました。

 

行きはJR市ヶ谷駅まで

総武線で行ったんですが

番町文人通りを抜ければ

四谷まであっという間に着く

ということを初めて知って

帰りはJR四ツ谷駅へと

歩いてみた次第。

 

それから

新宿の紀伊国屋書店に寄って

お目当ての谷山浩子の新刊と

『ミステリマガジン』5月号を

買ったのですが

店内を見ているうちに

あれも出てるこれも出てる

ということになり

例によってまとめ買い。

 

しかも

ディスクユニオンに寄ったら

長いあいだ探していた1枚を

見つけたんですが

その1枚だけで終わるはずもなく

荷物を増やした次第です。

 

 

帰りは各駅停車に乗り

その車内で浩子さんの本を読み始め

3分の2ほどを読み終えて

残りは帰宅してから

読み終えました。

 

『ヒロコとニャンコと音楽の魔法』

(NHK出版、2023年3月25日発行)

 

買ってその日のうちに

読み終えるなんて

自分には滅多にないことです。

 

まあ、170ページほどですし

1ページの文字数も少ないので

できたことでもありますが

本当に3年も連載したのか

と、びっくりでした。

 

 

巻頭にはカラースチール

巻末には

栗コーダーカルテットとの懇談

『みんなのうた』に提供した

9曲に対する短い解説コメントと

「花さかニャンコ」の楽譜が

掲載されています。

 

のちに

フィンガー5としてブレイクする

ベイビーブラザーズへ

シングルB面曲を提供した話とか

『ステージ101』出演に至る裏話など

面白かったです。

 

上の件については

何となく聞き齧ってましたが

みなみらんぼうのライブツアーに

参加していたことについては

初めて知ったので

興味深く読みました。

 

 

『みんなのうた』の

思い出の1曲だという

「ピエロのトランペット」

1965年版の歌唱者が

岸洋子だということを知り

浩子さんが書いていることも

興味深かったので

これはちょっと聴いてみたい

と思ったことでした。

 

もう1曲

「誰も知らない」も

谷川俊太郎作詞ということで

これも聴いてみたいなあ。

 

 

……とか思ってたら

YouTube にアップされてました。

 

便利な時代になったものだと思いつつ

楠トシエの歌いっぷりから受ける印象が

浩子さんの文章から受けた印象と

かなり違う感じなので

戸惑ったり。( ̄▽ ̄)

 

 

岸洋子の歌の方は

岸の8枚組のCD-BOXに

入っているようですが

以前買ったのがそれかしら。

 

ちょっと確認してみて

収録されていたら

こちらで取り上げることにします。

 

 

あと

「アリス」という曲の

裏話(作曲の背景)が

書かれていたのは

同曲のファンなだけに

ちょっと嬉しかったです。

 

音楽の話題以外では

「かわいい」が

分からない時期があった

ということについて書いている

第4章が面白かったですね。

 

 

ちなみに

50ページに出ている

♪わたしはまっかなりんごです

というのは

クレジット表記はありませんけど

武内俊子作曲・河村光陽作曲の

「りんごのひとりごと」

ではないでしょうか。

 

以前、藍川由美のCDで聴いて

好きになったということを

こちらのブログでも

書いたことがあります。

 

谷山浩子の歌う

「りんごのひとりごと」も

聴いてみたいとか

思ってみたり。