本日は10時半に
上階のドリル音が
始まりましたけど
それ以前に実家から電話があり
起こされてしまいました。
朝食をとり
うだうだしてて
昼になってから
1時間ほど横になっていると
午後1時半からまたドリル音。
本日は
左足の調子が悪い感じで
図書館に行くのもためらわれ
午後は自宅で原稿書き。
ドリル音が
あまり続かなかったのは
不幸中の幸いでした。
それはともかく。
先日、国会図書館の帰りに
ディスクユニオンで見かけて
思わず買ってしまったのが
こちらの新刊雑誌。
『レコード芸術』2023年3月号
(音楽之友社、72巻3号、通巻870号)
買ったのはもちろん
特集が矢澤孝樹監修
「中世・ルネサンス・バロック
究極の50曲
精選ディスクでたどる1000年」
というものだったからです。
特集の前書きには
中世・ルネサンス・バロックに
限った特集は本誌史上初
とか書かれていて
ちょっと驚きました。
ON BOOKS から
1977年に刊行された
皆川達夫『バロック名曲名盤100』に
敬意を払いつつも
「今の感覚」で選んだ
とも書かれています。
『バロック名曲名盤100』は
当時、邦盤で入手可能なもの
という縛りがありましたし
1992年に刊行されたその改訂版
邦盤のCDで入手可能なもの
という縛りがありました。
今回の特集では
輸入盤(海外盤)しかなくても
躊躇なくあげられており
それもまた
「今の感覚」ということに
なるのかもしれません。
そうはいっても
皆川達夫が選んだディスクが
ちらほら見られたりして
この分野はまだまだ
発展可能性があるのだなあ
と思った次第です。
中世・ルネサンス期も含む
ディスクガイドは
久しぶりに見た気がします。
年々歳々リリースされるディスクを
すべて買いまくるわけにもいかないので
こうしたガイドは本当にありがたい。
しばらくは
指針になりそうな気がしますけど
おしむらくはペルゴレージが
入っていない。
というのも
バッハ・ヘンデル・スカルラッティの
生年より前に生まれた作曲家まで
という縛りがあるからで
1710年生まれのペルゴレージは
圏外となってしまったためです。
ちなみに
バッハ・ヘンデル・スカルラッティも
選出されておりません。
そちらは
現代までを含む
全般的なガイドに回した
ということでしょう。
いつの日か
上記3人も含めて
ムックか新書で刊行してほしい
と思ったりしたことでした。
付録として
2022年1月号〜12月号の
「海外盤REVIEW」欄で
紹介されたディスクのデータと
「海外盤リリース情報」欄のデータを
すべて再録している
『海外盤イヤーブック2023』
という冊子が挟まってました。
レビューのコメントが
再録されてないのは残念ながら
これまた便利な一冊で
見ているだけで飽きないかも。
購買欲がそそられるのは
困ったものですけど。( ̄▽ ̄)