昨日は塾の会議で立川へ。
ところで
今月の初め（6月1日）
立川シネマシティ・シネマ１の
道路を挟んで向かい側にある
ビルの三角コーナー（植え込み）を
通りかかったら
ピンクの花が目に入ってきました。
（6月1日撮影）
ハナノナで調べてみると
「アルストロメリア
別名：ユリズイセン」
と出ましたが、念のため
帰宅して検索してみたら
正解のようでした。
Wikipedia によれば
アルストロメリアという名前は
リンネが友人である
アルストレメール男爵に
献じたことに由来するそうです。
その他の別名として
「夢百合草」・「インカの百合」
というのをあげているサイトも
見られました。
「夢百合草」というのは
さだまさしの曲の名前でもあり
「夢百合草」と書いて
「アルストロメリア」と
読ませているようですから
あるいは、さだまさしによる
造語かもしれません。
ただし
ポエムという品種があるので
それに基づいてるのかも。
「インカの百合」ないし
「インカ帝国のユリ」は
Lily of the Incas という
英名を訳したもので
南米原産であることから
付けられたものでしょう。
LOVEGREEN というサイトでは
「ペルーの百合」という別名も
あげられてました。
（6月1日撮影）
上掲のアップ写真では
分かりにくいですけど
内側3枚、外側3枚
という作りになっています。
花びらに見られる
褐色の斑点が特徴ですが
斑点があるのは3枚の内花被片で
斑点がない3枚は外花被片だとか。
外花被片は萼片が変化したもので
いわゆる花弁とは異なります。
ところで
「松江の花図鑑」によると
花が筒状になっていて
すべての花片に斑点があるものを
百合水仙というのだとか。
となると
今回の花は正確には
アルストロメリアというべきで
百合水仙と呼ぶべきではない
ということになります。
でも、多くのサイトで
アルストロメリア＝百合水仙
と紹介されてるんですよね。
うーん、悩ましい。
ちなみに
百合水仙については
検索してみたところ
自然観察日記」というサイトが
ヒットしました。
やはり検索して見つけた
「三河の植物観察」
というサイトの記事は
花にまつわる情報が詳細です。
それらの記事にアップされた
写真を見ると
確かにすべての花片に
斑点がありますね。
「Hana Saku」という
サイトの記事によれば
百合水仙という和名はもともと
アストロメリアの原種のひとつ
プルケラを指しているそうで。
「三河の植物観察」に
百合水仙として
アップされている写真は
プルケラなのかも。
そして
「三河の植物観察」の
百合水仙の記事に
貼られているリンク先へ
飛んでみると
今回の花は
アストロメリア・アウレア
（ないし、その系列の個体）
ということになりそうですね。
というわけで
いろいろと悩んだ結果
ブログのタイトルには
アルストロメリアを採用しました。
「三河の植物観察」には
「和名がない」と
はっきりと書いてあり
「夢百合草」も
さだまさしの造語であることが
示唆されているようでもありますし。
最初に検索した際
「季節の花 300」という
サイトの紹介記事に
花持ちがとても長い
と書いてありましたので
昨日は会議で行くことでもあり
まだ咲いているかなと思ったら
やっぱりまだ色鮮やかでした。
（6月15日撮影）
「ヤサシイエンゲイ」という
サイトの記事によれば
日本に入ってきたのは大正末で
普及し始めたのは
1980年代になってからだとか。
でもそれは
プルケラの方なんでしょうね。
アストロメリア・アウレアと
アストロメリア・プルケラを
明確に区別して
日本への伝来事情を
紹介している資料は
あるのかしらん。
もし、そんな資料なり
記事なりが見つかったら
またご紹介できれば
と思います。
今回のブログを書き始めた際
こんなに迷走するとは
思いもよりませんでした。
細かいことを気にする
性格も災いして
ちゃんと調べないうちに
書き始めるから
そうなるわけですけど。
文章が混乱気味なのは
ご容赦くださいませ。m(_ _)m
●訂正（翌日23：26ごろの）
タイムスタンプが
おかしかったので
修正しました。
お気づきの方も
いらっしゃると思いますが
だいたいアップするのは23時台で
分と秒はアップする日の
日付けになるようにしています。
ささやかなこだわり
MY WAY ってやつです。(￣▽￣)
（『Raychell のエンタメ♡LOVERS』
というラジオ番組を聴いてる人にしか
分からないネタです、すみません【汗 ）