近くにある
ブランコと藤棚くらいしかない
(藤棚があるのはすごいけどw)
地名プラス第×公園
とか名付けられているような
小公園の脇を通りかかったら
赤い実が目にとまったことがあります。
別の日にぐるりと回ってみると
小さい低木があって
そこに赤い実がぎっしり。
いちおう写真に収めて
帰宅後に調べてみたものの
何の実か分からず
この木何の木気になる気になる
と思っていたところ
ひょんなことから判明。
前回ご案内の山法師の別名を
「山桑」だと知り
じゃあ桑ってどんな木なんだ
と思って該当ページを探してみたら
そこに載っていた山桑の実が
まさに近くの小公園で目にしたもの
少なくともそっくりだったわけです。
別名「クワ」とありますが
隣のページに載っている
真桑[マグワ]の別名も「クワ」( ̄▽ ̄)
真桑は中国原産で樹高が6~15m
山桑は日本原産で樹高が3~10m
だそうですので
近所の公園の木は
低木であることからも
山桑で間違いないようです。
桑の葉っぱは養蚕に使われ
蚕が「食う葉」から「クハ」
(新仮名遣いにすると「クワ」)
あるいは蚕葉[コハ]の
転訛したものが
樹名の由来だとか。
赤い実はまだ酸っぱくて
6~7月ごろに黒紫に熟すと
甘くなるそうです。
公共の場に植えられたものですし
見た目がグロテスクなので
食べようという気には
ちょっとなりませんけど。
ご近所の子どもたちはやっぱり
黒紫色になった実を
食べてたりするのかしらん。
最近の子どもは食べないのかも、
というより親が食べさせないかな。
それにしても
山法師つながりで
樹名が判明するとは
思いもよりませんでした。
別名が似ている
(というより同じ)なのは
困ったものだと思ってましたが
似た別名も捨てたものではない
というお話。