昨日は20:30から
谷山浩子のインストア・ライブが
配信で開催されましたので
PCで鑑賞しました。
この4月に谷山浩子は
2枚組ベストアルバム
『ネコとコバン』をリリース。
(ヤマハミュージックコミュニケーションズ
YCCW-10403~4、2022.4.27)
こちらのディスクを
タワーレコードで購入した人は
視聴用シリアルコードが渡される
とのことだったので
どうせ買うわけだからと
ぎりぎり生配信2日前に購入。
在庫がなくなり次第
配布中止とのことでしたけど
形のある特典とは違って
シリアルコードの在庫が
なくなるなんてことはあるまいと
思ってはいたものの
ギリギリだったこともあり
ちゃんと届くかドキドキものでした。
インストア・ライブの正確なタイトルは
谷山浩子ベストアルバム
『ネコとコバン』発売記念イベント
トーク&ミニライブ
「祝50 周年!谷あり山あり浩子あり!」
になります。
参加券のタイトルとは
微妙に違いますが
上記は配信時に表示された
タイトルですので
そちらが正確なものと
判断した次第です。
20:00から待機時間に入り
20:30から配信スタート。
MC(神部恒彦)が
マスクをしているのはともかく
谷山さんもマスクをしたまま
歌っていたのには
ちょっとびっくりでした。
歌の合間に
ほぼ10年ごとに区切って
これまでの活動を振り返り
事前に募集しておいた
褒め褒めメッセージを
谷山さん自身が紹介する(読む)
というスタイルで進行。
30分から1時間くらいか
と思っていたら
なんと終了は21:50ごろとなり
時間がおしていると言われつつも
実質1時間半ほどの長尺でした。
これから観る人も
いるでしょうから
トークの内容についての
詳細は避けることにして
セットリストだけ
以下に掲げておきます。
01.きみがいるから
02.三日月の女神
03.卵
04.カズオくんと不思議なオルゴール
En.きみの時計がここにあるよ
NHK『みんなのうた』でお馴染みの
「きみがいるから」の弾き語りは
もちろん今回がお初でしょうけど
編曲がデモを活かしているらしく
再現度が高くて
(というのも変な話ですが)
感動ものでした。
こちら、アーカイブ配信で
6月1日いっぱいまで観られます。
2枚組のベストアルバムの方は
「きみがいるから」初収録
というのが売りなのはもちろんですけど
『みんなのうた』系列では他に
「花さかニャンコ」「ピヨの恩返し」
「ねこねこでんわ」「おはようクレヨン」が
Discネコの方に収録されています。
自分的には
アリスものが比較的多く嬉しかったのと
(「ルイス・キャロルは私の生まれ変わり」
と自称? しているだけあってw)
むかし聴いた時も印象的だった
「ハサミトギを追いかけて」が
懐かしかったです。
各曲に短いコメントが付いていて
これを読むのも興味深く楽しく
またライナーに乗っている
Yumino 氏のイラストが
連続まんが風になっているのも楽しい。
あと、これも自分的に
という条件がつきますけど
『お散歩宮・お昼寝宮』(1989)収録曲
「猫のみた夢」が
ドラマ・パート抜きで
収録されているのがありがたい。
以前にもちょっと書きましたが
『お散歩宮・お昼寝宮』では
ドラマ部分込みで
トラックが切られていて
単独で聴くのは難しかったのでした。
今度で第3弾になるため
ベストでない歌も入ってます
と配信では話してましたけど
近年の代表作ともいえなくもない
『みんなのうた』系は
入っているわけなので
やはりベストと謳っても
看板に偽り無しかと思われ。
それに
ベスト盤ではなく
コンセプトアルバム
と捉えるなら
これもありですね。
シャッフルして聴いてもいい
とは話していましたが
いちおう頭から順番に
聴いてもらうことを想定して
曲順を考えたとも
話していたことですし。
何はともあれ、個人的には
満足できるものでした。
ちなみに
「私はルイス・キャロルの生まれ変わり」
と誤解する人が多いが、そうではなく
「ルイス・キャロルは私の生まれ変わり」
が正しいのだとか。
最初のは
「私はキャロルの才能を受け継いだ」
となるから畏れ多いのだとしても
後のにしたところで
「キャロルは私の才能を受け継いだ」
というニュアンスに
なってしまうように思え
やっぱり畏れ多い気が
するんだけどなあ。( ̄▽ ̄)