レンテンローズ

 

こちらも

5月3日のイベントで行った

グランドプリンスホテル新高輪の

歩道脇花壇に咲いていた花です。

 

ハナノナで調べると

「レンテンローズ」

と出ましたが

帰宅後に調べたら

まずまず正解のようでした。

 

レンテンローズ(ハナノナ)

 

別名の

ヘレボルス・オリエンタリスは

学名でもありまして

一般的にはヘレボルスと

呼ばれることが多いようです。

 

 

かぎけんWEBの花図鑑によれば

キリスト教の

聖灰水曜日から復活祭の間を指す

四旬節 Lent に咲くことから

名づけられたのだとか。

 

科と属が同じクリスマスローズが

その名の通り冬に咲くのに対して

レンテンローズは初春に咲くので

春咲きクリスマスローズ

とも呼ばれます。

 

 

ちなみに

クリスマスローズの学名は

ヘレボルス・ニゲルですが

こちらはそう呼ばれることは少なく

通り名はクリスマスローズのみのようで。

 

ただ市場では

レンテンローズも

クリスマスローズとして

流通しているようなので

ややこしい。

 

 

薄紫がかった

淡い黒色が印象的ですが

これは花びらではなく萼で

花が熟しても残って

目を楽しませるのだとか。

 

レンテンローズ(萼の内)

 

見つけた時は

花びらだと思って

内側も撮ったんですが

雄蕊などがないので

またハナノナが間違ったか

とか思ってたんですけど

腑に落ちたという。

 

すでに花弁が落ちて

結実していたのですね。

 

 

松江の花図鑑というサイトに

クリスマスローズの方ですけど

結実した写真が載っていて

よく似ています。

 

ところで

そちらに載っている

結実した写真が

5月16日に撮られたもの。

 

だとすると

今回見つけたのは

クリスマスローズの方なのかも。

 

悩ましい。実に悩ましい。

 

 

ちなみに

クリスマスローズの和名は

寒芍薬[カンシャクヤク]。

 

ですから

レンテンローズを

あえて和名で表記するなら

「春咲寒芍薬」

となるのかも。( ̄▽ ̄)