本日は定期の診察で
歯医者に行ってきました。
帰りは
いつもと違うコースを取ったら
ディスカウント・スーパーOKの
ひとつ裏の道沿いにある
マンションの花壇? の下に
今まで見たことのない花が
目にとまりました。
ハナノナで調べたら
「コバノタツナミ」と出て
おお、これが! とか思いつつ
帰宅して図鑑を見ると
花の色は紫だとなってます。
これはおかしいと思いつつ
「コバノタツナミ」「白」
で検索してみたら
白い花の品種があることが
分かりました。
白い花の個体が
突然変異なのか、それとも
園芸用の品種なのか
よく分かりません。
たぶん後者ではないか
と思っていたら
よく似た仲間の立浪草
[タツナミソウ]に関する
交雑が起こりやすい
と書いてありました。
あるいは
白花小葉の立浪も
交雑の結果
生まれたのかもしれません。
だとしても
白い個体がいないと
いけなくなりますけど。
立浪という名前の由来は
同じ方向を向いて咲く花の様子が
波頭を思わせることから。
白いと余計そんな感じ。( ̄▽ ̄)
「小葉」は
一般的な立浪草よりも
小さいからで
形状は全く同じですけど
丸っこい鋸歯が
立浪草の方が三倍
多いのだとか。
小葉の立浪には
全体的に短毛が密生して
ビロード状を呈する
という特徴があり
ハナノナの写真にも出ているように
天鵞絨立浪[ビロードタツナミ]
という別名があるくらい。
ということは
触れば一発で分かるのか
なら触ってみればよかった
というのは後の祭り。
ただ
立浪草の葉っぱも
両面に軟毛があるそうで
「短毛」と「軟毛」では
手触りが違うのかどうか
悩ましいところです。
あと、立浪草が
「やや湿った山地の
林縁や草地」に咲くのに対し
小葉の立浪は
「海岸に近い丘陵や
岩場」が生息地だと
書かれている図鑑もあって
だとすればやっぱり
一般的な立浪草の方かとも
思われてきます。
でも、咲いているのが
マンション近接の
花壇のそばですからね。
園芸種の種が
こぼれたのかもしれず。
今のところは
草丈が5~20センチ
という記述を踏まえて
小葉の立浪と思っておくのが
妥当だろう
という感じでしょうか。