狐薊(全体)

 

こちらは先週の土曜日

ディスカウント・スーパー

OKへ行く途中の電柱脇に

咲いているのが目にとまって

撮ったものです。

 

ハナノナで調べると

「キツネアザミ」と出ましたが

帰宅してから手元の図鑑を見たら

間違いないようでした。

 

狐薊(ハナノナ)

 

手元の図鑑によれば

「古い時代にアジア大陸から

渡来した」そうで

「史前帰化植物」

と書かれてました。

 

「史前」という言葉

初めて聞きましたが

有史以前と同じ意味かしらん。

 

 

薊に似ているけれど

よく見ると違うため

狐に騙されたということで

ついた名前なんだとか。

 

よく見ると違うというのは

棘がない点のようで

よく似ていなくもない野薊と

そこが違うところ。

 

花期は4~6月で

5~10月の野薊よりも

少し早いわけですけど

そろそろ野薊も咲きそうです。

 

かといって

目にすることができるかどうか

こちらの運次第ですけど。(^^ゞ

 

 

その他に

頭状花が横に広がらず

つぼまっているのも

特徴のひとつで

同じく横に広がらない種として

高薊[タカアザミ]

という個体もありますが

そちらは頭状花が下を向きます。

 

ちなみに高薊の花期は

別の図鑑によれば

8~10月となっていますので

見られるとしても

もう少し後ですけど。

 

狐薊

 

アップで撮った写真をよく見ると

茎に黒い粒状のものが

たくさん写っていますけど

おそらく油虫ですね。

 

どこから湧いて出るのやら

遠目では分からなかっただけに

ちょっとびっくり。

 

天道虫が来て

食べてくれるといいのに

とか思っちゃいました。