房咲き水仙(その1)

 

買い物の帰りに通る

小学校の校舎裏に

咲いているのを見かけました。

 

中央のラッパ部分(副花冠)が

白いのはちょっと珍しい

と思ったり。

 

 

ハナノナで調べたら

「フサザキスイセン」

と出ましたが

 

房咲き水仙(ハナノナ)

 

「房咲き」というのは

一本の茎からたくさんの花が咲く

という意味だそうです。

 

 

別名の「オーレウス」というのは

黄色い房咲き水仙

(房咲き黄水仙?)だと

説明している本もありましたが

「細葉黄金万年草」とも呼ばれる

オーレウスという多肉植物も

あるようでして。

 

綴りが aureus だとしたら

これは「黄金色の」

という意味のラテン語で

英語だと「アウレウス金貨」

という意味になります。

 

ですからまあ

水仙の場合なら

黄水仙を指すと考えるのが

妥当なんでしょうけど

どうもよく分からない

というのが正直なところ。(´・ω・`)

 

 

英名には以下のものがあり

 Bunchflower daffodil

 Tazetta narcissus

 Tazetta daffodil

bunch は「房」という意味なので

日本名を直訳した感じですね。

 

というか

英名を直訳したのが

日本名かもしれませんけど。

 

tazetta はイタリア語で

「小さなコーヒー茶碗」

という意味だそうでして

こちらは水仙一般ないし

日本水仙を指すようですね。

 

 

房咲き水仙は

日本水仙の母種(基本種)らしく

記号で示せば下のような感じ。

 

房咲き水仙>日本水仙

 

房咲き水仙(その2)

 

白い水仙は

ペーパーホワイトとも呼ばれ

ガリル Galilee という品種も

あるようですけど

それらとの区別が

なかなか難しいようです。

 

 

ちなみに

同じ小学校の校舎裏には

副花冠が黄色い日本水仙や

花冠全体が黄色い黄水仙も

咲いてました。

 

どんだけ水仙が好きなんだ

と思う春のひと齣。( ̄▽ ̄)

 

 

……とか苦笑していたら

まさかその夜、地震に見舞われ

本が崩れ、心が折れるとは…… orz