平和製菓「蕎麦ぼうろ」パッケージ

 

本日のおやつはこちら。

 

生協のカタログに

載っているのを見て

注文したものです。

 

 

製造は

京都の伏見にある

平和製菓

 

1950(昭和25)年創業で

1968年から生産品目を

「そばぼうろ」に絞ったそうです。

 

2016年から

チョコレートやクリームを

含浸させた商品の製造に

乗り出したのだとか。

 

 

前にも書きましたが

「ぼうろ」は

ポルトガル語で

原綴は bolo 。

 

Wikipedia によれば

ポルトガルでは

菓子を総称する言葉で

日本だと

小麦粉、砂糖、鶏卵、

牛乳を材料とする

南蛮焼き菓子を指すのだとか。

 

 

ただし

今回の蕎麦ぼうろには

牛乳は使われておりません。

 

日本に伝わったとされる

16世紀ごろに

牛乳を使うのは

難しかったろうと思いきや

江戸時代の製法書だと

鶏卵も使われていないそうで。

 

 

なお

上記 Wikipedia のページに

同じ形状の商品の写真が

載っていますけど

キャプションは

「蕎麦ほうる」

となってます。

 

そちらは

江戸時代から続く

蕎麦ほうると生蕎麦の老舗

河道屋の商品のようです。

 

 

王冠状や

花の形をモチーフにしたものは

「花ぼうろ」と呼ばれるそうですが

河道屋では花の形のものを

「梅」と名付けています。

 

平和製菓の方も

梅を意識したものなら

今の季節にぴったり

といえそう。

 

平和製菓「蕎麦ぼうろ」

 

それにしても

同じ形ということは

京都で「ぼうろ」といえば

この形が定番ということなのか。

 

そんなことを

つらつらと考えてみる

おやつタイムなのでした。