これも先週の木曜日のこと
ディスカウント・スーパーOKからの
買い物帰りに通りかかる
小学校の裏庭に植えられた
赤芽柏の葉っぱに近寄ると
蟻がたかっているのを発見。
「これはあれだよ、あれ」
と確かに読んだ記憶があるのに
なかなか思い出せないまま
帰ってから調べてみると
赤芽柏の葉の根元には蜜腺があって
蟻がそれを舐めにきていることを
再確認した次第です。
蟻が油虫(蟻牧)から
蜜をもらっているのは
草花を注視するようになって
よく見かけるようになりましたが
樹木の蜜腺を見たのは初めて。
ちょっと感動しました。
それにしても
地面から葉っぱの先まで
わざわざ蜜をなめに歩いていく
蟻のバイタリティには
脱帽するばかりです。
葉っぱの付け根から
蜜を出している植物は
赤芽柏以外にもたくさんあって
それらの写真が載っているのが
こちら↓のページ。
http://had0.big.ous.ac.jp/thema/nectary/nectary.htm
こちらのページで
記事に書かれている通り
蜜腺の役割は
蟻を呼び寄せて
害虫から身を守るため
と考えられています。
一方で
害虫である油虫は
蜜を排泄して蟻を呼び
てんとう虫などの天敵から
身を守っているわけです。
そこで気になるのは
赤芽柏に限らず
蜜腺を持っている樹木が
油虫に寄生されると
蟻はどう振る舞うのか
ということだったり。
赤芽柏は
油虫の寄生種では
ないのかもしれませんけど
仮に寄生種だったりすると
蟻はやっぱり
両方から蜜だけ
もらってくんでしょうか。
子ども科学電話相談にでも
聞いてみたくなりますな。( ̄▽ ̄)