今日は

思いがけず

振り込みがあったので

喘息の治療のため

先月から通い始めた医院に

月一の検診に行ってきました。

 

その帰りに

郵便局に寄った際

通りがかった個人宅の

三角スペースに目が止まり

 

瑠璃二文字(コーナー全体)

 

咲いていた花を

ハナノナで調べてみたら

「ネリネ・クリスパ」

と出ましたが

 

瑠璃二文字(ハナノナ)

 

帰宅してから検索してみると

どうも違うっぽい。

 

ネリネ・クリスパは

彼岸花の仲間だそうですけど

花弁は5枚で

その花弁のふちが

波打っている感じだし

雄蕊が長い。

 

花期も異なります。

 

瑠璃二文字(アップ)

 

というわけで

「ネリネ 似た花」

で検索してみたところ

瑠璃二文字[ルリフタモジ]に

たどりついた次第です。

 

別名はツルバキアで

これは学名 Tulbaghia を

そのまま読んだもの

 

茎を折ると

ニンニクのような匂いが

するらしく

ネギ科の植物と

いわれていたりするのは

そのためでもありましょうか。

 

 

「瑠璃」は花の色でいいとして

「二文字」と付くのは、なぜなのか。

 

ニンニクの「ニ」の字から

きているんだろうと思ったり

花の香りと茎の香りが違っていて

ふた通りの香りがするからかも

とか思ったりしてたんですが

日本園芸普及協会事務局の

ブログ記事によれば

和名の「二文字」は

韮[にら]の別名だとか。

 

これは知らなかった。

 

瑠璃二文字

 

英語名は Society garlic で

イギリスでは Sweet garlic と

呼ばれもするそうですが

ソサエティー・ガーリックは

「社交的なニンニク」とでも

訳せばいいでしょうか。( ̄▽ ̄)

 

社交的でスイート

というのは

花の香りの方を

指してるんでしょうね。

 

 

ちなみに上で

「ネギ科の植物と

いわれていたりする」

と書いたのは

検索したら

ユリ科、ヒガンバナ科

キジカクシ科などなど

いろいろ出てきたからです。

 

植物の分類体系は

かつては見た目によって

決められていましたが

近年は遺伝子配列の解析情報に基づき

分類体系が見直されているため

科名が変わることもしばしば。

 

というわけで

参考にした資料によって

科名が異なることに

なるわけですね。

 

ですから正確な科名は

APG系統樹が載っている

専門書をあたらないと

分かりませんので

宿題、ということに

させてくださいまし。m(_ _)m