(BRIDGE-322 [WQCQ-820]、
2021.5.15)
ブリッジからリリースが始まった
アグネス・チャンの復刻盤シリーズ。
最初にライブ盤LPが3枚
同時発売されたわけですが
そのうちの1枚です。
本盤は前に一度
CD化されたことがあります。
ただし単体でのリリースではなく
10枚組 BOX の中の1枚でした。
それが
当ブログでも以前
ちょっと、ふれたことのある
(Sony Music Direct (Japan) Inc.
DQCL-281~290、2011.11.25)
今回が初の単体リリースで
その意味では
待望していた人も
多いかもしれません。
原盤は
LP2枚組だったわけですが
リマスター盤CDは1枚組。
『また逢う日まで』とは逆に
そんなに短かったのかと
改めてびっくり。
どれくらいの尺だったかは
MCでアグネスが
ふれているんですけど
1時間半だったようです。
それが1時間10分ぐらいに
まとめられたわけですね。
ところで
本盤を聴くと
お客さんが静かなので
びっくりさせられました。
『ファミリー・コンサート』(1975.6)や
『また逢う日まで』(1976.9)では
ファンや親衛隊の掛け声が
うるさいくらい頻繁に
聞こえるんですけど
(『また逢う日まで』なんて
ほんと、うるさいw
話聞けよ、歌聴けよ
て、つい思っちゃうww)
『フラワー・コンサート』の場合
2回ほど個人の声が聞こえるだけで
あとは手拍子と拍手だけなんですね。
『また逢う日まで』から
逆に聴いてくると
親衛隊による応援のパターンが
2、3年のうちに(あっという間に?)
完成されたことが確認できて
たいへん興味深いです。
それと、今回の復刻盤を
3枚続けて聴くと
アグネスの日本語の上達ぶりも
確認できます。
逆にいえば
本盤における日本語の
たどたどしさは
当時のアグネス人気の秘密というか
背景を示唆しているようにも
思えました。
現在の視点からは
なるほどなあ、と
妙に腑に落ちるところが
あったりして
その意味では必聴かもしれません。
ちなみに
『フラワー・コンサート』の
LP盤が、こちら。
(ワーナー・パイオニア
L-5049~50W、1973.11)
こちらは中古で購入したもの
だと思いますけど
いつ、どこで買ったのか
まったく覚えていません。(^^ゞ
オビ(タスキ)では
豪華大型カラーポスターの封入を
デカデカと謳っていますけど
今回久しぶりに
引っ張り出してきてみると
ポスターがついてたんで
開いてみたら
確かに「大型」ですね。
メジャーで測ってみたところ
縦102cm、横72cmでした。
このポスター、
『アグネス・チャン プレミアム』でも
縮小して復刻したものが
封入されています。
リマスター盤CDに
封入されているブロマイド(下掲)は
原盤のポスターを復刻したものか
と思っていたんですが
まったく違うものだったので
ちょっと驚いてます。
じゃあ
リマスター盤CDに
封入されたブロマイドは
何に由来するものなのか。
すみません、
不詳でございます。m(_ _)m