昨日はお日柄も良く
郵便局に寄ってから
新刊書店まで足を延ばし
20日に出たばかりの
新久千映の新刊を買ってきました。
(ゼノンコミックス、2021年3月6日発行)
ゼノンコミックスは叢書名で
発行所はコアミックスです。
また発行所が変わったような……。
昨今のご時世にもかかわらず
新刊が出るのがすごいですね。
取材もたいへんだろうと思っていたら
お取り寄せや自分で作ったものを
材料にしているのだとか。
店内の様子は
全国の呑み屋さんから
送ってもらっている写真を
資料にしているはずなのに
実際に取材しているかのような臨場感は
さすがというべきでしょうか。
372夜に出てきた
水の代わりに
凍らせたトマトで焼酎を割る
氷トマトチューハイには
心打ち抜かれたり。
家でも
やりたくなっちゃうあたりが
また。
380夜の
ココナッツカレーをつまみに呑む
ココナッツのリキュールも
気になりました。
マリブ リキュールをソーダで割った
マリブソーダというカクテルらしい。
これは家では無理っぽいけど
ちょっと呑んでみたいかも。
今回は2パーターものというか
さりげに続き物になっている挿話が
いくつか目につきました。
374夜の出だしでは
前夜(373夜)の晩酌が
振り返られていたし
着ている服も一緒。
384夜の出だしで
花をかかえた白石くんを見かけるのは
前夜(383夜)の冒頭で
みぃさんが言っていた
占いの結果を受けてのものでしょう。
これは同じ日の出来事というより
白石くんが実際に花を飾るのが好きで
みぃさんにからかわれたかと驚いたのが
383夜の冒頭のコマの描写なのかも。
「特別裏メニュー」2編は
どちらも面白い。
SP.1「ビュッフェ酒」は
ホテルの立食パーティーに
行ったことがあるので
たいへんよく分かります。
SP.2「初めてのひとり酒」は
社会人になったばかりのワカコの
最初の「女ひとり酒」が
描かれるんですけど
(それだけでも興味深い)
それが御年22歳。
第1巻登場時は26歳ですから
4年前ということになりますね。
学生時代から酒呑みだったことは
友人の結婚式の挿話などから
分かるだけに
学生時代から「ひとり酒」ではない
というのは、ちょっと
意外だったかも。
次は8月に出るのだとか。
そのころには
コロナ禍も収まっていると
いいんですけど。