(ノース・スターズ・ピクチャーズ発行
徳間書店発売、ゼノンコミックス、2020.3.10)
同じ作者の『ワカコ酒』14巻および
猫原ねんず『大衆酒場ワカオ』2巻と
同時発売の1冊です。
『タカコさん』のシリーズは
『ワカコ酒』に比べると
社会派っぽい話が多いですね。
第63話などは
昨今、話題となっている問題を
さり気なく扱っていて
好感が持てます。
第59話なんかも
こういう存在に気づける
作者の視点に
感心させられました。
第53話の断水の話や
第57話の夜中の救急車の音の話は
日常のひとコマとして
あるあるな感じ。
自分の場合、
午前中に断水があっても
寝てるだろうから
こういう話には
ならないでしょうけど。(^^ゞ
あと、第61話の
タカコの伯父さんの葬式の話も
しみじみとさせる
いい話でした。
タカコさんのシリーズって
アニメやドラマの
企画がないのが
不思議な感じもします。
音をテーマにしているんだから
ラジオドラマとかでも
いいと思うんですけれど。