2月4日(火)25:28から
TBSで放送の『SEDAI WARS』
[セダイウォーズ]EPISODE 5
感想が1週遅れになりましたが
オンタイムで観ています。
新大統領に変わっても
労働時間や仕事量が増えるばかりで
みんなが幸せに思えないため
もう一度セダイウォーズを行なって
新大統領を擁立することが決定。
その決定に至るまでの間
第1次セダイウォーズに
参戦した人々の様子が
描かれる回でした。
初代大統領は公的な罪を犯して
逮捕されていましたが
罪状がなんだか
聴き取れなかったのはともかく
そんな罪を犯している余裕は
性格的にも時間的にもないだろう
とか思ったことでした。
もっとも
世界を動かしている
ゲームマスターのような
影の人物がいますから
合理的に考えても
余り意味がないかもしれませんが。
また大統領の席が空白の間
政治はどうなるのかとも思いましたが
システムさえ完成していれば
自然と動いていくのかもしれません。
ちなみに奈央ちゃんは
大統領が逮捕される際の
執務室におりましたが
今回の出演はこの場面だけだった
と記憶しています。
記憶違いだったらごめんなさい。
セダイウォーズの参戦者
いわゆるセダイたちの動きでは
ロスジェネ世代の
黒田哲也と白井優子の2人に
バブル世代の大谷修が絡んで
男性2人が白井のお腹の子を巡って
私がパパよ的なやりとりがなされるのが
面白いというか興味深かったです。
大谷が絡んでくる前は
黒田と白井の様子を見て
ゆとり世代の柏木悟が
お父さんとお母さんが逆みたい
とか言うシーンもありました。
こういう
ジェンダーを相対化する視点
とでもいうべきものが
興味深いわけです。
と同時に
バブル世代もロスジェネ世代も
「世代」という枠組みを外して
ひとりの人間、個人となれば
交歓しあえるということを
よく示しているように思った次第です。
あと、やはりバブル世代で
パチプロ(?)の夫と
「引きこもりの娘」
(と公式サイトでは
説明されているのですけど)
を持つ鈴木香織が
家族のしがらみを断ち切って
家を出ます。
引きこもりの娘が
マンション(団地?)の入口で
家族を見捨てるのか
義務を果たさないのか
というようなことを
言ってました。
あのシーンを見て
引きこもりというより
パラサイトだろう
とか思ったことでした。
その両者は語義的に
矛盾しないのかも知れませんけど。
あと、家族の面倒を見ず
自分自身を生きるという選択は
親子の情としてリアルでないんじゃあ
とか観ている時は思いましたけど
今、思えば、むしろ
いわゆるバブル世代らしいのかも。
ここらへんは
「世代」の問題ではなく
個人的な資質の問題かも
しれませんけどね。
柏木悟がトイレの中で
呪文のように唱えていた数字は
円周率であることが
今回のエピソードではっきりしました。
なんで円周率を唱えているのか
と思ってはいたんですが
先日の某研究会で
いわゆる、ゆとり世代の時は
円周率を約3として勉強してた
という話になり
なるほどと腑に落ちた次第です。
腑に落ちたといっても
円周率の数字が出てくる理由が
腑に落ちただけで
なぜ唱えているかというのは
いろいろと解釈の余地があるわけですけど。
というわけで
あと数時間後には
EPISODE 6 がオンエアされます。
セダイウォーズを仕切っているのは誰なのか
ミレニアル世代の西條萌と謎の黒幕
そしてネトマイ・システムとの関係は?
いよいよ謎が解かれるのか。
また
第2次セダイウォーズの演出も
気になるところです。
そういえば明日の正午から
奈央ちゃんを始め
浅川梨奈と奥山かずさたち
女性陣をメインに据えての
スピンオフ ドラマ
「SEDAI STORIES」の配信が
UNEXT で始まるんでした。
UNEXT って
どうやったら観られるのか
ウチの環境で観られるのかどうかを
調べとかなくちゃいけません。
難儀なことだわねえ。(´(ェ)`)
