昨日から
家庭の事情で
実家に帰省中。
近所には
加賀蓮根の畑が
広がっているんですけど
この時期ですから
冬枯れ状態。
遠くに見えるのは
鷺の類いかと思いますが
写真を撮った後に
羽根を広げた姿が目に入り
シャッターチャンスを
逃したという。( ̄▽ ̄)
ところが本日
兼六園の側にある金澤神社脇の
放生池を通りかかったら
鷺に出くわしました。
最初は遠くにいたのですが
だんだんと
池の縁まで近づいてきたので
そばに寄って至近距離からパチリとな。
こんなに首が伸びるとは思いもよらず。
検索してみたところ
ダイサギという種らしい。
シロサギというのは
そういう固定種の名ではなく
ダイサギを含めた鷺全般を総称して
シロサギと呼ばれるということを
今回、初めて知りました。
ちなみに放生池というのは
「ほうじょうち」と読ませるのが
一般的なようですけど
上掲の写真でも分かる通り
こちらの立札ではローマ字で
Hosyoike Pond
すなわち「ほうしょういけ」と
表示されています。
放生池はもともと
捕獲した魚介を放して
生かすための池だそうです。
仏教の不殺放生という考え方に由来し
放生会[ほうじょうえ]の際に
使われるようですけど
金澤神社脇の放生池で
放生会が行なわれるか行なわれたか
したのかどうかは
あいにくと知りません。
そういう由来を持つ名前が付いた池で
鷺が餌をついばんでいるというのも
皮肉といえば皮肉な感じ。
もっとも
人間の殺生以外は
自然の理[ことわり]として
問題にしなくても
いいのかもしれませんけど。