Fabri 特別号 プリキュア15周年アニバーサリーブック

(一迅社、2018年10月1日発行)

 

POP CULTURE MAGAZINE を謳う

『Febri[フェブリ]』というムックの特別号で

裏表紙の綴じの脇の表示に拠れば

『月刊 Comic REX』10月号増刊でも

あるようです。

 

 

Amazon でおすすめとして紹介され

カートに入れておいたのですが

いつの間にか Amazon 在庫がなくなり

値段も定価の倍近くになっているので

なんか違和感を覚えながら

採点済み答案を届けに立川に行った際

同地のオリオン書房を覗いてみると

山のように積まれてました。

 

雑誌コーナーにあっただけでなく

サブカル本の棚にもあったし

まんが売場にもありました。

 

やっぱり本を手に入れるのは

書店で探さないと、ですね。

 

 

劇場版のキュアエコーを除く

これまでのプリキュアが

見開きで紹介され

声を演じた方が選ぶ

メモリアルエピソードを

コメントを添えて紹介する

「キャラクターファイル」がメイン。

 

キャラクターの私服姿の他

変身バンクを

フィルムから起こしているのは

お約束ではありますが

嬉しいですね。

 

メモリアルエピソードへのコメントは

全部、合わせると

ずいぶんな量になるので

かなり読みごたえがあります。

 

ちなみにキュアエコーは

作画監督のひとり青山充の

キャラクター設定画集の中で

紹介されていますが

声優のコメントはありません。

 

 

文章記事としては

「プリキュア15年の歩み」と

コミカライズ担当の上北ふたごや

ひとり原画マンとして有名な青山充、

音響&編集スタジオ「タバック」の

顧問および編集マンへのインタビューが

載っています。

 

「プリキュア15年のあゆみ」

という記事(文:宮 昌太朗)では

『ふたりはプリキュア』から

『プリキュア5GoGo!』までが

第1期(2004〜2009)で

『フレッシュ』から

『ハピネスチャージ』までは

第2期(2009〜2015)、

『Go! プリンセス』から現在までを

第3期(2015〜 )と規定されていて

なるほどね、という感じですね。

 

それにしても

文章記事全体を通して

『セーラームーン』という

作品名が出てくるのは

上北ふたごのインタビューだけ

というのが

妙に印象的でありました。

 

 

その他に

設定画タッチですけど

全キャラクターと妖精のそろい踏みが

なかなか壮観な

青山充描き下ろしピンナップと

キャラクターデザイナーの

描き下ろし色紙なども

掲載されています。

 

 

前にも書いたことがありますが

プリキュアは

第1シリーズから観ていますけど

シリーズの途中で挫折して

観通せなかったり

第1話からまるまる観なかった

というシリーズもあります。

 

劇場版は

『Splash☆Star』を除き

オールスターズしか観てないし。

 

それでも

15周年の歩みが

こうやってまとまったのを見ると

感慨深いものがあります。

 

主役を演じた声優がすべて

現役(健在)というのも

なかなかに

すごいことではないかと。

 

 

ちなみに

写真では分からないかもしれませんが

表紙は特殊なコーティングが施されていて

手に持って光にかざして傾けると

格子状にキラキラと光るような

処理が施されています。

 

帰ってきてから気づいて

ちょっとびっくりさせられました。

 

 

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