『究極超人あ〜る』10

(小学館 ビッグ スピリッツ コミックス スペシャル、2018.8.14)

 

日曜日は必要があって

ゲーマーズ新宿店に行った後

せっかくなので

(何が「せっかく」なのやらw)

池袋に回ってジュンク堂へ。

 

そこで、ふと

『あ〜る』の新刊が出たことを思い出し

まんが売り場に降りてみたんですが

見当たらない。

 

在庫検索してみると在庫がない。

 

店員に注文できるかどうか聞くと

なんと版元に在庫がないらしく

取り寄せができないという。

 

そこで、ダメ元で

すぐ近くの三省堂書店を覗いてみると

新刊コーナーに2冊残っており

無事、入手することができた次第です。

 

 

今回の10巻には

2012年から2018年にかけて

断続的に発表されてきた

前後編と3話完結を含む全9話収録。

 

既刊の1〜9巻は

少年サンデーコミックスで

読んでいます。

 

連載当時読んでいたわけではなく

山本正之つながりで

イメージアルバムから知ったこともあり

古本屋でまとめ買いしたのでした。

 

その既刊分の細かい内容や設定は

まったく覚えておらず

だいたいの記憶しかないのですけど

それでも充分楽しめました。

 

「外道照身霊波光線」は

個人的にめっちゃツボ!

(子どものころ観てたので)

 

その他、古典まんがや

特撮、アニメのパロディに加え

自作のパロディもあり

中には分からないものもありますけど

(分からないことが

 分からないものまであるでしょうw)

久しぶりに笑わせていただきました。

 

 

どなたかがネットに書いた感想を

マイミクさんが引いてましたけれど

31年ぶりなのに

ぜんぜん変わっていない

という感想には

まったく同感です。

 

オビの惹句に

「どれだけ時が流れても、

 彼らはあの頃のまま——」

とありますが

まさにその通り。

 

また、たとえば

「ゆるキャラ」

という言葉がない時代や

「サトウのごはん」が

まだ発売になっていない時代を

舞台にしていることを踏まえて

そのことすらギャグに使っているあたり

お見事! としかいいようがないですね。

 

 

それにしても読んでいて

イメージアルバムで聞いた声優の声に

自然と変換してしまうのは

自分だけか知らん。

 

あ〜るの声をあてた塩沢兼人が

すでに亡くなっているのは

残念でなりません。

 

 

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